若者のボランティア活動推進へ 上智大学とパートナーシップ協定に調印

日本赤十字社と上智大学は3月19日、若者のボランティア参加を協力して進めていく共同宣言「ボランティア・パートナーシップ・アグリーメント」に調印しました。日赤はボランティア活動の情報を上智大学に提供し、上智大学は学生や教職員へのボランティア参加を呼びかけます。

大正2(1913)年に創立された上智大学は昨年100周年を迎えました。キリスト教ヒューマニズムに基づき、「他者のために、他者とともに」を教育精神に掲げた人材育成を行っています。一方、赤十字も昨年で創立から150年が経過(※)、今回の共同宣言は両者の周年を記念したものです。

共同宣言の調印に臨んだ同大の滝澤正学長は「日赤と本学とは、『他者への奉仕』という共通のミッションを持っています。本日の宣言は、本学のボランティア活動の充実・発展に大きく寄与するもの。ともに行動することで、これからの日本、世界を担う若者を育てていきたい」と決意を表明。日赤の近衞忠煇社長は「ボランティア精神に基づく人道活動という原点に立ち返ることが(赤十字にとって)大切。そのためには若い人の意見や考えを積極的に取り入れていく仕組みが必要で、上智大学との協定は心強い」とパートナーシップへの期待を寄せました。

日赤が大学と結ぶ協定としては、明治学院大学との共同宣言(平成25年4月)に続きます。今後の具体的な取り組みとしては、上智大学が取り組むボランティア活動への青年赤十字奉仕団の参加や協力、災害発生時の協力体制の構築などについても検討していく予定です。

※赤十字国際委員会(ICRC)の前身である「5人委員会」が1863年に設立