ベルギー皇太子・皇太子妃両殿下が本社訪問/被災地の病院関係者をお見舞い

津波の時の状況の話に熱心に耳を傾ける両殿下

津波の時の状況の話に熱心に耳を傾ける両殿下

ベルギーのフィリップ皇太子とマチルド皇太子妃の両殿下が6月11日、日本赤十字社本社を訪問。東日本大震災で被災し、日赤の支援で改修が行われている宮城県気仙沼市立本吉病院の看護師らと面談され、被災地の様子などについて話を聞かれました。

日赤本社で両殿下と面談したのは本吉病院の及川正男管理課長、佐々木美知子看護師長ら3人です。同院は、津波により1階部分が壊滅的被害を受け、現在改修工事中。改修費用のおよそ半額(約1億5000万円)を日赤が復興支援事業として支援しており、その財源にはベルギー赤十字社を含めた海外の赤十字社および日本国内ベルギー企業等からの海外救援金も活かされています。

「職員全員、自分の家族の安否も分からない中、一生懸命できることをしました」(佐々木看護師長)と震災時の様子や復旧の取り組みの説明を受けた両殿下。マチルド妃殿下は「運ばれてきた人のけがの状態は」「精神的なダメージが大きかった方へのケアはどうされましたか」などの質問を投げかけ、被災者へのお心遣いを示されました。

マチルド妃殿下は13日、宮城県にも足を運ばれ、児童施設などを見舞われています。

職員より花束をプレゼントしました

職員より花束をプレゼントしました

両殿下は日赤本社で近衞忠煇社長とも懇談。フィリップ皇太子殿下は「未曽有の大災害の中で、効果的な支援を行った日赤に大変感銘を受けました」と激励。また、「このような大規模な支援がなぜ可能だったのでしょうか」といった質問も出されました。

近衞社長は、日赤が運営する92の病院から派遣された医療班が一丸となって対応したこと、海外赤十字社からの支援が多く寄せられた点などをご説明。「皆さんからのご支援のおかげで、復興支援に取り組むことができています」と御礼を述べました。