デンマーク皇太子殿下が本社へ

歓迎を受けるフレデリック殿下

歓迎を受けるフレデリック殿下

デンマーク皇太子のフレデリック殿下が東日本大震災のお見舞いと支援のため、6月13日から16日まで訪日されました。13日には日本赤十字社本社を訪問され、近衞忠煇社長から被災地の現状や日赤の支援活動について説明を受けるとともに、自国の支援について報告されました。

デンマークからはこれまでに約2億円の寄付がデンマーク赤十字社や日赤に寄せられています。東松島市(宮城県)など被災した地方自治体に直接届けられた義援金や支援物資を加えると、総額は約3億円に。デンマーク赤十字社の理事も務めるフレデリック殿下は、「東日本大震災の被災地および被災者へのデンマーク国民の心からのお見舞いの気持ちを表したもの」と語ります。

会談では、親をなくした子どもへのケアや原発事故の状況などについてもお尋ねに

会談では、親をなくした子どもへのケアや原発事故の状況などについてもお尋ねに

震災直後の日赤の支援活動をまとめたDVDを鑑賞されたフレデリック殿下は「PTSD(心的外傷後ストレス障害)などの後遺症が問題になるのでは」と被災者の心の問題を心配されました。近衞社長は「震災がトラウマになった方々に対応すべく、“こころのケア・プログラム”のトレーニングを受けた看護師などを被災地に派遣しています」と答えました。

震災後、初めてとなった海外王室の訪日。フレデリック殿下は14日には、東松島市を訪問され、お持ちになった義援金を届けるとともに、地元の子どもたちとスポーツなどを通じて交流を深められました。