義援金を一刻も早くお届けするために

このたびは、東日本大震災で被災された方々のために、多くの義援金をお寄せいただき、誠にありがとうございます。

しかしながら、被災された方々へのお届けに時間がかかり、皆さまにはご心配をおかけして、大変申し訳ございません。

義援金のお届けが遅くなっている理由はいくつかございますが、日本赤十字社としましても、「一刻も早く届けたい」という思いは同じです。

義援金をお寄せいただいた皆さまからは、義援金を振り込む際、心温まるメッセージを添えていただくことも多く、お一人お一人の気持ちもお預かりしていることを日々、実感しております。

払込取扱票

皆さまからは、主に以下のご質問をいただいていますので、お答えいたします。

どうして遅くなっているのですか?
義援金の配分は、被災された方々の実情を最も把握している被災地の行政が窓口となっています。義援金を受け取るためには、被災地の行政が罹災証明を発行することが前提ですが、被災地の行政自体が、大きなダメージを受けており、被災された方々の実情把握と罹災証明の発行に時間がかかっています。とはいえ、配分が順調に進まないことを日本赤十字社としても大変残念に思っています。
日本赤十字社は何をしているのですか?
日本赤十字社の役割は中央共同募金会などとともに義援金受付団体として、皆さまからお寄せいただいた義援金を間違いなく受け付け、全額、各被災都道県からの依頼に基づき速やかに送ることです。したがって、日本赤十字社が被災された方々に直接お届けすることはありません。しかし、各都道府県の地域防災計画に基づいて設置される「義援金配分委員会」の構成員でもありますので、その場で、医療救護やボランティア活動などで日々被災された方々と接している活動団体として被災された方々の立場に立ち、また、義援金受付団体として、義援金をお寄せいただいた方々の思いをお伝えして、可能な限り迅速に配分されるよう努めています。 皆さまからのご意見・ご提案もその中で反映してまいりますので、ぜひ、日本赤十字社にお寄せ下さい。

図:日本赤十字社の役割

義援金配分割合決定委員会ではどんな話し合いをしているのですか?
第1回の委員会が4月8日に開催され、第2回の委員会が6月6日に開催されました。配分の対象や方法については社会的にも関心が高く、さまざまな意見が寄せられていますが、委員会のメンバーである被災都道県などの意見に耳を傾け、実情に応じた方法を十分に協議した上で決定しています。
義援金はどのくらい被災地に届いているのですか?
第一次配分では、当時の被害想定から「死亡・行方不明者」「全壊」「半壊」「原発避難指示等」という指標に基づき金額が決められ、15都道府県に対し、35回送金しています。第二次配分では、第一次配分の実施状況などを踏まえ、各被災都道県に日赤や共同募金会に寄せられている義援金を各都道県の被災状況に応じた割合で送金するよう方法が新たに決められました。直近の被害状況が確認され次第、速やかに送金いたします。

今後も随時ご報告いたします。