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救援救護活動_国際
(速報3)トルコ地震:日赤の支援物資が到着、赤新月社の支援が本格化
11/11/04
10月23日に発生したトルコ地震の被害拡大を受けて、トルコ政府及びトルコ赤新月社は国際支援を呼びかけました。
これを受けて日本赤十字社はトルコ赤新月社や国際赤十字を通じて、約1億円相当の物資と2,000万円の資金援助を決定したところです。11月4日、その一部がトルコのエルズルム空港に到着しました。エルズルムからワンまでのおよそ200kmは陸路で輸送されます。
今回到着した日赤の支援物資はテント500張、毛布36,200枚、シェルターキット600セットです。
(写真上)マレーシアの倉庫で輸送する物資を確認する日赤職員
(写真下)エルジシュのスタジアム内には187張のテントが設置 ©トルコ赤新月社
■ 急速に進むテントや仮設住宅支援
トルコ赤新月社はトルコ政府災害緊急管理局の調整の下、救援活動において大きな役割を果たしています。地震発生を受けて直ちに緊急体制を整え、167人の災害専門家、37台の車輌を被災地に派遣しました。
今回の震災による住宅被害は10月31日までの調査結果によると、2,601戸が全壊、18,335戸が半壊のためにそこで暮らすことができなくなりました。被災地の夜は零度まで気温が下がり、雨が降る日も続いていることから、避難生活を送るためのシェルター(住まい)の支援が急務となっています。
トルコ赤新月社はエルジシュに3つのテント村を設置、4つ目をワン市中心部に設置し3,849人が避難生活を送っています。毛布や暖房器具も被災者の手に届けられていますが、テントでは十分な寒さ対策が難しいことからプレハブ式仮設住宅の設置が急ピッチで進められています。ワン市中心部やエルジシュで218戸の仮設住宅が完成し、129戸が建設途中です。
これまでにトルコ赤新月社が配付したテント総数は27,638張に上り、仮設住宅も合わせ138,113人分の住まいを支援したことになります。
■ こころと体の栄養補給
トルコ赤新月社はテント村の設置後すぐに、移動式キッチンやベーカリーを稼動させ温かな食事を配付し始めました。
(写真左)23,260食分の温かな食事を提供した
(写真下)子どもたちにこころのケアを行う赤新月ボランティア ©トルコ赤新月社
また、家族を失ったり、余震や慣れない避難生活でこころのバランスを失った人びとを支援するためのこころのケアも直ちに始まりました。トルコ赤新月社は国内のさまざまな専門団体と連携し、“こころのケアサービス連合”を立ち上げ活動を行っています。こころのケアチームはその役割を常設チームと巡回チームの2つに分け、常設チームは3つのテント村に設置された情報センターに常駐し、避難者にサービスを提供しています。一方、巡回チームは学校カウンセラーや職員と連携しつつ、学校や大学を巡回します。
トルコ赤新月社が災害前から行っているコミュニティリーダー研修を受講した教員や宗教関係者も赤新月社のボランティアとして今回の災害に対応しています。宗教関係者は日々の礼拝や犠牲者を弔う儀式のためのテントを設営し、その他のリーダーはボランティアを動員し、テント村で避難者の登録業務、食料配付、清掃作業、こころのケア活動などを実施しています。