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救援救護活動_国際

(速報2)トルコ地震:日赤は1億円相当の救援物資と2,000万円の支援を決定

11/10/27

雨の中、エルジシュのテントでたたずむ少女

 トルコ地震の発生直後からトルコ政府の捜索・救助チームによる活動は懸命に行われていますが、この地震による死亡者は523人、負傷者1,650人、被災者は60万人と拡大しています。
 また、初期調査によると2,262棟の建物が倒壊した模様です。
 被災者の多くは近隣県に避難しテントや手作りの簡易住居に身を寄せていますが、これらの簡易住居では風雨や寒さに十分耐えることができません。それでも余震に脅える被災者はたとえ雪が降っていても屋外で就寝しています。

(写真上)雨の中、エルジシュのテント前でたたずむ少女 ©REUTEURS

 トルコ赤新月社はトルコ政府と連携しつつ、引き続き緊急支援を行っています。
国際赤十字はトルコ赤新月社の活動を支援すべく、10月26日に緊急アピールを発表、日本赤十字社はこれを受けて1億円相当の救援物資及び2,000万円の支援を決定しました。

■ 2カ所のテント村を設置
 最も被害が大きかった地域の一つ、エルジシュでは、トルコ赤新月社がスタジアム内に260世帯を収容できるテント村を設置しました。すでに被災者には毛布や暖房器具が配付され、移動式キッチンで調理した温かい食事が届けられています。また、ワン市中心部にも232世帯分のテントが設置されたところです。
 トルコ赤新月社はその他にも、こころのケアの専門家を被災地に派遣、家族を失った被災者にこころのケアを行っています。
 また、血液サービスも継続しています。近隣の血液センターからワン県内の血液センターを経由して周辺病院に届けられた血液製剤は350パックに上ります。

工具セットにはスコップ、ペンチ、金槌、ロープなどが入っている

■ 活動の柱となるシェルター支援
 国際赤十字は10月26日に暫定アピールを発表。約9億円の規模で、今後9カ月間、5万世帯を対象に物資配付や緊急シェルター支援を行います。
 緊急避難する場所の支援だけでなく、今後、被災者を受け入れてもらうホストファミリーへの支援や集合仮設住宅に移動していく人たちのことを見据えた内容となっています。

 日本赤十字社は、トルコ赤新月社からの要請に応え、国際赤十字を通じて2,000万円の資金援助を決定すると共に、毛布やビニールシート、工具セットなど1億円相当の救援物資をマレーシア、クアラルンプールにある国際赤十字アジア・大洋州地域ロジスティック・ユニットからトルコに向けて輸送する準備も進めています。

(写真上)工具セットにはスコップ、ペンチ、金槌、ロープなどが入っている

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