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救援救護活動_国際

(速報)ハイチ大地震

10/03/29

(速報13)ハイチ大地震 日赤の医療チーム第2班の報告

 ハイチで活動を続ける日本赤十字社医療チームの第2班が、約5週間に渡る活動を終えて3月28日に帰国しました。第2班が首都ポルトープランスとレオガンで行ってきた活動について報告します。

現地からの写真はこちら

第2班の活動期間中のレントゲン撮影は500件以上に及ぶ

■医療施設がなかった町での活動

 今回帰国した医療チームは、第1班から続くポルトープランスでの活動に加え、ポルトープランスの西約40キロにあるレオガンでも医療活動を行ってきました。レオガンは震源地に近く、建物の8割から9割が倒壊した町ですが、奇跡的に被災を免れた地元の看護大学の建物を利用して、日赤は2月13日から活動を開始しました。
 すでに震災後2ヶ月以上が経過していますが、まだまだ地震による外傷患者は手当てを必要としています。レオガンにはもともと医療施設がなく、震災後に海外の援助機関によって、なんとか医療ニーズに応えている状態です。日赤の診療所には、日本から持ち込んだ超音波やレントゲンといった資機材も整備しているため、他機関の医療施設から搬送されてくる患者も多く、1日に30件ほどのレントゲン撮影が行われています。「中にはギブスで手足を固定されていてもレントゲンを撮ると骨が折れたままで、さらに適切な処置が必要な患者もいました。」と診療にあたった白子順子医師(高山赤十字病院)は言います。
 この診療所を開設してから第2班が活動を終える24日までの間に診療した患者数は3,995人に上りました。

<写真上>第2班の活動期間中のレントゲン撮影は500件以上に及ぶ

予防接種の種類と数は年齢によって異なる

■予防接種は命をまもる

 ポルトープランスでは仮設診療所や巡回診療による医療活動を続ける一方で、予防接種キャンペーンも行いました。
 予防接種は、地元の赤十字ボランティアと一緒に避難民キャンプを巡回して実施しますが、注射が嫌いな人々をキャンペーンに参加させるには、なかなか一筋縄ではいきません。キャンペーンに携わった矢野佐知子看護師(大阪赤十字病院)によると「赤十字ボランティアは、予防接種しないと病気にかかって死に至ってしまうという内容を陽気な歌にして、避難民キャンプ内を歌って回ります。他のボランティアは『予防接種しよう!』と歌の間に合いの手を入れ、人々が恐怖心なく、予防接種に来てくれるような雰囲気作りに努めています。」とのことです。
 このような赤十字ボランティアの創意工夫あふれる取り組みによって、日赤だけで35,213人、赤十字全体では15万人以上に対して予防接種を行いました。

<写真上>予防接種の種類と数は年齢によって異なる

■継続する日赤の活動

 日赤の活動拠点となっている2カ所では、現在も第3班が活動を続けています。多くの援助団体が引き上げていく中、日赤の仮設診療所は現地の人々の医療ニーズに応え、継続的に治療・処置が必要な患者の大切な受け皿となっています。

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