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救援・救護活動_国際

パキスタン地震に赤十字が緊急対応

08/10/31

2008年10月29日現地時間午前5時半頃、パキスタン西部バロチスタン州で起きた地震の被害は、死者200人以上と報道されていますが、未だ余震が続き地滑りが発生している箇所もあり、今後死者数が増える可能性もあります。標高2,000m以上の被災地では夜の気温が-4℃にもなり、家を失った約1万5,000人以上が寒さの中、屋外での生活を強いられています。

■赤十字の緊急対応
 パキスタン赤新月社 は発災直後に、バロチスタン州支部からアセスメントチームを4チーム派遣し被災状況を調査すると同時に、医者や看護師からなる救護班も2班出動させています。また、クエッタの倉庫に備蓄してあるテント・毛布・ビニールシートなどの救援物資300世帯分を緊急配布しています。
 イスラマバードの本社からは災害対応専門家や医師からなる調査チームが30日夕刻被災地に到着し、今後の支援内容を検討しています。早急に必要な支援としては医療、テントなどの住居の確保、食料と飲料水などです。

 パキスタンの首都イスラマバードにはもちろん、ムザファラバード、ペシャワール、クエッタにも事務所を構える赤十字国際委員会(ICRC)は、30日にペシャワールから外科チームを派遣しました。外科チームの報告によると「政府の医療班も出動しており緊急の医療ニーズは満たされていますが、今後医薬品などの追加支援が必要となる」とのことです。ICRCは当面25,000人を対象に救援活動を展開する予定で、近隣の倉庫から医薬品など救援物資を緊急輸送したり、追加購入する予定です。

 日本赤十字社は2005年10月に起きたパキスタン北部地震の復興支援のために派遣している、吉田祐子駐在員から情報を収集するとともに、要請があれば資金・人材面でのICRCへの協力を検討しています。

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