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救援救護活動_国際
フィリピン(速報3)台風6号「フンシェン」: ~日赤の連絡調整員と看護師がフィリピン赤十字社の救援活動に参加
08/06/30
■被害の状況
フィリピン台風6号(フンシェン/フィリピン名:フランク)による被害は依然として拡大しつつあります。被災者数は362万2,958人へと増加し、このうち死者は540人、行方不明者は41人、負傷者は175人と報告されています(29日午後6時フィリピン国家災害調整委員会(NDCC)発表)。
■日本赤十字社の救援活動報告
6月26日から現地へ向けて派遣した宮脇職員(日赤医療センター)、西口看護師(名古屋第二赤十字病院)、糸数看護師(沖縄赤十字病院)は、27日夜に最も被害が大きいといわれるパナイ島のイロイロ州に到着。フィリピン赤十字社イロイロ州支部を拠点として、同支部の職員やボランティア、及び地域災害対応チーム(RDRT: Regional Disaster Response Team)らとともに、食糧配付や保健・衛生分野の支援ニーズ調査などを行っています。
○西口佐世子看護師
「1家族に2キロ分の米を配給するため、小さな袋に分けています。私はほんの1時間、フィリピン赤十字社のボランティアとともに活動しただけですが、蒸し暑い中の単調な作業のため、本当に疲れきってしまいました。この作業を彼らは、台風被害の救援活動が始まった22日から5日間も続けているとのことです。彼らの惜しみない行動力に、感動しました。」
○糸数久美子看護師
「消化器疾患、呼吸器疾患のみならず、地方独特の疾患が増えているため、対処するための薬が配付されていますが、倉庫に保管されていたため、期限切れがないかどうか確認しました。保管状況もよく、期限切れもなく、安心しました。」
現地の宮脇職員からの報告によれば、被災から既に1週間以上が経過し、イロイロ市内の状況は比較的落ち着いている一方で、同州内には今回の台風によって孤立している村があり、こうした地域では安全な飲料水の確保が急務となっています。
さらに今後、気管支喘息、肺炎、結核、下痢、皮膚疾患等の患者が増加する恐れも指摘されています。引き続き被災地の支援ニーズを調査しながら、フィリピン赤十字社と調整・連携して救援活動を実施していく予定です。
写真:食糧配付活動を支援する日赤看護師(写真左から西口看護師、糸数看護師)
写真:配給用の米を小分けにする作業中の
西口看護師
写真:薬の使用期限を確認する糸数看護師