(速報2)インド洪水 ~被災地へのアクセス復旧が急務~

負傷者の応急処置にあたるインド赤十字社のボランティア ©IRCS

例年の2倍以上の降雨に見舞われたインド北部。

激しい雨と土砂崩れにより多くの集落が押し流されたウッタラカンド州では、いまだに被災地へのアクセスが困難な状況が続いており、住民の安否が心配されます。

現地の報道によると、これまでに1056人の死亡が確認されていますが、一村だけで2000人が行方不明になっていところもあるといわれていることから、今後さらに被災状況が深刻化する恐れがあります。

同州は、チベット高原やヒマラヤ山脈などに抱かれた山岳地帯です。ガンジス川の源流を抱く聖地として、特に5月から7月は巡礼者や観光客が最も多く訪れるシーズンであることから、今回の災害では多数の旅行者が巻き込まれ、インド軍によるヘリコプターでの懸命な救助活動が行われてきました。しかし、ようやく落橋・閉鎖道路などの修復のめどが立ち、被災地への陸上からのアクセスが可能になる見込みです。これまで、ヘリコプターでしか入ることができなかった孤立地域に、今後、一刻も早く支援を届けることが求められています。

インド赤十字社による救援活動

避難してきた住人のために、テントの設置を急ぎます ©IRCS

インド赤十字社のウッタラカンド州支部は約4500人のボランティアを抱えており、被災者の救助・安否調査、応急手当、こころのケアなどの救援活動を行い、これまでに1720人に支援を届けています。

また、1050世帯分のテントやキッチンセット、衣服、バケツ、ビニールシートなど救援物資を配布するとともに、家を流された多くの住民のための避難民キャンプの設置を急いでいます。

今もなお、アクセスが寸断され孤立している地域が多くあるため、安否調査や家族通信サービスを通じて離ればなれになった家族をサポートしています。

被害の深刻な地域へのアクセスが回復次第、さらに救援活動を拡大できるように体制を整えています。

海外救援金募集終了 ~ご協力ありがとうございました~

2013年インド洪水災害救援金の募集は、9月24日をもって終了いたしました。多くの皆さまからのご協力、誠にありがとうございました。

ご協力いただきました救援金は、インド赤十字社の行う現地の救援、復興支援活動を支援するために充てられます。

受付状況はこちらをご覧ください