(速報)インド洪水~日赤先遣隊2人が現地入り~

日本赤十字社は、インド北部で発生した深刻な洪水被害を受けて、6月24日までに事務職員と医師の2人を先遣隊として現地へ派遣しました。被害の深刻な地域で状況調査やニーズアセスメントを実施し、今後の支援方策を探ります。

6月14日以降4日間降り続いた大雨により、洪水や鉄砲水、地滑りなどの被害が発生しているインド北部。

現地では、これまでに約1000人が死亡したほか、7万8000人が孤立し、数百人が家を失ったと報道されています。

今月上旬から雨季に入ったインドは、北部の山あいの地域で例年の2倍以上の降雨量を記録しています。最も被害の深刻なウッタラカンド州では15カ所で地滑りが発生し、住宅や道路が押し流され、中には広い範囲が土砂で埋まった村もあります。

被災地へのアクセスや通信状況が悪いため、被災規模の全容はいまだ明らかになっていませんが、多くの観光客や巡礼者も非常用食料もないままに取り残されており、事態は深刻です。

インド政府は、5600人の兵士を被災地に派遣し救助活動を展開しているほか、100億インドルピー(約163億円)の支援物資の拠出を表明しています。

また、隣国ネパールの西部地域へも洪水被害が及んでおり、25人が死亡、4175人が被災しているほか、建物が流されるなどの被害が報告されています。

赤十字による支援

インド赤十字社(以下、インド赤)は、国際赤十字・赤新月社連盟(以下、連盟)との共同チームをウッタラカンド州の州都デヘラードゥーンに派遣し、被害状況や支援ニーズの調査を進めています。また、被災者への医療支援を始めたほか、ボランティアを動員して孤立した地域の人々のために安否調査を実施したり家族通信サービスを提供したりと尽力しています。

間もなくピトーラーガル県でも国内災害対応チーム4チームが救援活動を開始するとともに、テント、ストーブ、日用品セットなどの救援物資も被災地に向けて輸送される予定です。

連盟は6月23日、インド赤の救援活動を支援するために災害救援緊急基金より約5,000万円を拠出することを決定しました。

海外救援金募集終了 ~ご協力ありがとうございました~

2013年インド洪水災害救援金の募集は、9月24日をもって終了いたしました。多くの皆さまからのご協力、誠にありがとうございました。

ご協力いただきました救援金は、インド赤十字社が行う現地の救援、復興支援活動を支援するために充てられます。

受付状況はこちらをご覧ください