(速報2)フィリピン南部台風 ~日赤から医療チームの派遣決定~

激しい雨と洪水で押し流された被災地 ©Mollie Godinezl/PRCS

フィリピン南部ミンダナオ島に台風24号が直撃して2週間がたち、フィリピン国家災害調整局は12月19日、死者が1046人に達したと発表しました。依然として841人が行方不明のままで、死者・行方不明者を合わせると約2,000人に上ります。

行方不明者の約半数は台風直撃前に漁に出ていた漁師で、発災後かなりの時間が経過していることから、今回の犠牲者数は昨年12月に同島を襲い約1200人の命を奪った台風を上回ると予想されています。

家を失い避難生活を強いられている人びとは約99万人、負傷者は約2700人に上り、保健医療、生活再建など緊急支援が求められています。

日赤、ICRC基礎保健RD(緊急対応)チームを初めて派遣

このような深刻な状況下、被災地で高まる医療ニーズへ対応するため、日本赤十字社(以下、日赤)は、被災者の救援活動のため、ICRC基礎保健RD(Rapid Deployment: 緊急対応)チームの派遣を決定しました。本チームは、現地で救援活動を展開している赤十字国際委員会(ICRC)の要請に基づき、3カ月の予定で派遣されます。ICRCの要請に基づく緊急派遣は初めてのことです。

日赤のスタッフは12月21日午前に日本を出発し、まずはフィリピンのダバオで状況説明を受けたのち、被災地に入る予定です。また、資機材はドバイから空輸されます。

派遣チーム第一陣の構成は下記のとおりです。

伊藤 明子 チームリーダー、看護師(名古屋第二赤十字病院)
苫米地 則子 看護師(日本赤十字社医療センター)
新居 優貴 技術(名古屋第二赤十字病院)
小林 賢吾 看護師(熊本赤十字病院)

※上記4人に加え、ドイツ赤十字社、フィンランド赤十字社、ノルウェー赤十字社から、医師1人、助産師1人、こころのケア担当者1人、ICRCから保健担当要員1人が現地にて合流する予定です。

※また、現地における活動調整担当として、本社国際部より職員を派遣します。

藤枝 大輔 国際部国際救援課 救援係長
渡邉 康喜 国際部企画課 主事

海外救援金 ~ご協力のお願い~

日赤は、被災地での救援活動に役立てるため、救援金を募集しております。

皆さまの温かいご支援をお待ちしています。

郵便振替口座から

救援金窓口: 郵便局・ゆうちょ銀行
口座番号: 00110-2-5606
口座名義: 日本赤十字社
受付期間: 平成24年12月19日(水)~ 平成25年3月18日(月)
  • ※振替用紙の通信欄に「フィリピン南部台風」または「フィリピン台風」と明記してください。
  • ※窓口でのお振り込みの場合、手数料はかかりません。
    (ATMの場合、手数料がかかることがあります)
  • ※受領証をご希望の場合は、振替用紙の通信欄に「受領証希望」と明記のうえ、お名前、ご住所、お電話番号を記載してください。

担当窓口

日本赤十字社 組織推進部 海外救援金担当

TEL:03-3437-7081 FAX:03-3432-5507

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