(速報)イラン北西部地震~イラン赤新月社による緊急対応~

8月11日午後5時ごろ(日本時間午後9時半ごろ)、イラン北西部でマグニチュード6.2および6.3の地震が続いて発生。

これまでの死者は227人、負傷者は約2000人に上り、また1万6000人が避難生活を強いられているとも報じられています。

被害の大半は、2つの地震の震源地に近い、東アゼルバイジャン州の山間部に集中しており、ほとんどの建物が倒壊するなど壊滅的な被害を被った村もあります。現地では、余震も続く中、懸命な救援活動が行われています。

赤十字による支援

イラン赤新月社は、地震発生直後からこれまで92の救援チーム、計約1000人の職員やボランティアを派遣しており、ヘリコプターや計150台の救急車・緊急車両を活用し、被災者の救出活動にあたっています。また、被災者の緊急避難用のテント約5000張を設置したほか、食料や毛布などの救援物資の配付も行っています。

イランは、国土が複数の断層上にまたがっているため、地震頻発国となっています。近年では、2003年に南東部のバム市で発生した大地震により、約3万人が犠牲となりました。こうした経験からイラン赤新月社は、地震などの大災害にいつでも迅速に対応できるよう、日ごろから体制を整備してきました。

現在のところイラン赤新月社は国際的な支援を求めてはいませんが、日本赤十字社は、現地との連絡を密に取り、要請がなされれば直ちに対応することにしています。