(速報)イタリア北部地震:赤十字による迅速な対応

イタリア北部地震震源地地図

5月20日現地時間の朝4時過ぎに、イタリア北東部でマグニチュード5.9の地震が発生し、少なくとも7人が死亡、約50人が負傷しました。

震源はボローニャ市から北北西に約35キロメートルの地点で、深さ約5キロメートルと浅いため、震源近くの地域では歴史的建造物が倒壊するなどの被害が発生しています。

がれきの下などや山間部での捜索活動が続けられている一方、約1万1000人が避難生活を送っていると報じられています。

赤十字による支援

崩れた建物

崩れた建物 ©イタリア赤十字社

イタリア赤十字社は、地震発生直後から、レニャーノに災害対策本部を立ち上げ、被災地にある各支部と連携しながら救援活動にあたっています。

支部では、発災当日の明け方から211人のボランティアのほか救急車や救援物資運搬車などを出動させ、ニーズ調査を行う一方、テントやベッドを設置し避難者を受け入れています。

また、炊き出しにより1時間あたり150食の温かい食事を提供したり、診療所を設置して傷病者の応急処置を行うなど、被災者の救援活動にあたっています。

その他の周辺地域支部でも、必要があればすぐに出動できるよう、ボランティアや緊急車両などを準備しています。

被災者を避難所に受け入れ、食事の提供などのサービスを行う

被災者を避難所に受け入れ、食事の提供などのサービスを行います ©イタリア赤十字社

現時点では、同赤十字社から国際的支援の要請は出されていませんが、日本赤十字社は、要請がなされればすぐに必要な支援を行えるよう、現地との連絡を密にしています。