(速報4)ニュージーランド地震 日赤「こころのケア」チーム現地からの報告

日本赤十字社「こころのケア」チームの活動開始から一週間が経過しました。

現地からの報告をご紹介します。

「こころのケア」チームの活動

赤十字こころのホットライン対応中の日赤職員

赤十字こころのホットライン対応中の日赤職員

現在、日赤の「こころのケア」チームは、日本政府の現地対策本部があるハートランドホテルの中に「赤十字カフェ」と名付けた癒しのスペースを開設しています。

被災者の安否を気遣うご家族はもとより、政府対策本部の要員やニュージーランドに住む日本人の皆さんにも気軽に訪れていただけるように呼びかけています。

「赤十字こころのホットライン」を開設し被災した方が抱えている不安を伺い、また現地在住の日本人の方からのさまざまな支援のお申し出をいただいています。

このホットラインの周知は、インターネット上の掲示板、チラシの配付、マスメディアへの周知、日本人会会員宛てのメールなどを通じて行っており、開設以来多くのお問い合わせをいただいています。

赤十字カフェのあるハートランドホテル

「赤十字カフェ」のあるハートランドホテル

さらに、ニュージーランドにお住まいの日本人のお子さんやお母さん方を対象に、こころのケアの「出前」も行っています。

参加されたお母さん方からは、地震の揺れやその時の恐ろしさが次々に語られました。

「地震の後、子どもが描いた絵が笑い顔から初めて怒った顔に変わりました。これは子どもが不安を抱えている証ではないかと思うのですが大丈夫でしょうか」という質問には、看護師から「自然な反応なので心配ありません。お母さんが子どもさんの行動を注意深く観察し分析していらっしゃるのは素晴らしいことです」と応え、お母さん方から安堵の笑顔がこぼれました。

重要な赤十字ボランティアの役割

ニュージーランド赤十字社カンタベリー西海岸地域支部

ニュージーランド赤十字社カンタベリー支部

地元のニュージーランド赤十字社カンタベリー支部には、ボランティア活動への参加の申し出が多数寄せられています。その活動内容は安否調査のデータ登録から救援物資の配付まで多岐にわたっています。

チームの移動は、現地の地理に詳しいニュージーランド赤十字社のボランティアの運転によるものです。

赤十字の救援活動に携わるボランティアドライバーの中には、「今回、初めてボランティアとして活動します」という方が複数いました。

今日ボランティアドライバーになってくれた方の本業は弁護士。やはり初めての参加で、「今後妻とともに赤十字に協力したい」という言葉を残して別れました。

安否調査のデータ入力を行うボランティア

データ入力を行うボランティア

こころのケアチームの活動の中では、クライストチャーチの方々の温かなお声がけで日赤チームが癒されるような場面もあります。

日本で救援金をお寄せくださる方、ニュージーランドで声をかけてくださる方、多くの方からのやさしい気持ちを大切に日赤チームは活動を続けていきます。