(速報3)ニュージーランド赤十字社からの見舞金申請受け付け開始

2月22日にニュージーランドで発生した地震被災者に対するニュージーランド赤十字社による被災者への見舞金申請の受け付けが3月3日から始まりました。

ニュージーランド赤十字社は、今回の地震で被災された方を支援するため、「ニュージーランド赤十字社2011地震アピール」を発出し、国内外からの救援金を受け付けています。

今般、この救援金を財源として被災された方を支援するため、独立した委員会が設置されました。同委員会により2種類の見舞金が該当する被災者に対して支払われます。これらの見舞金は、国籍に関係なく、今回の地震で被災した方全てが対象です。

ニュージーランド赤十字社による被災者見舞金

(1)緊急・生活支援見舞金

これは、地震によって被災し、現在、電気、水道、下水が復旧していない自宅に滞在している方か、電気、水道、下水が復旧していないため、自宅から離れて暮らしている方を支援する見舞金です。この見舞金については、使用目的の縛りは無く、自分の家屋の住所を証明する書類を付して、所定の様式に英語で記入して申請するもので、請求書などの証票を提出する必要はありません。

なお、この見舞金は個人を対象とするもので、法人や組織は対象としていません。見舞金の額は、単身の世帯には500NZドル(約3万500円)、2人以上の世帯には1万NZドル(約6万1000円)が支払われます。

(2)遺族見舞金

死亡が確認された方の親族に対しては、1万NZドル(約61万円)が支払われます。対象となる親族とは、亡くなった方の配偶者、内縁のパートナー、両親、兄弟、子どもを意味します。

この見舞金の申請は、亡くなった方お一人について1回のみ可能です。この見舞金の申請には、死亡証明書の写し、またはそれに代わる書類の提出が必要です。

ニュージーランド政府による被災者支援

ニュージーランドでは、国の制度として、事故補償公社(ACC)が事故による包括的な支援を提供することになっています。

こころのケアチームの活動

日本赤十字社は、日本政府災害対策本部のあるホテル内に、こころのケア相談室「日赤カフェ」を設置しました。

日々多くの方が訪問され、ソファーに腰掛けてゆったりとした気持ちでお話を聞かせていただけるよう、緑茶や日本菓子の提供、ハンドマッサージや足浴などの環境づくりに力を入れています。

また、3月3日にはニュージーランドに住む日本人の方を対象とした活動を開始しました。現地の親子に集まっていただき、母親から被災後の子どもたちの様子や困っていることなどを傾聴し、アドバイスを行いました。

この日はひな祭り。それに合わせて、日赤スタッフの手作りの菓子袋にメッセージを添え、日本人の有志の方にいただいた「ひなあられ」を被災者のご家族にお渡ししたところ、大変喜ばれました。

こころのケアチームのメンバーは、被災者の家族の話を聞くことを中心に活動していますが、一方で日赤チーム内でのストレス管理も必要となっています。毎晩宿舎に戻ると、チームミーティングを通じて各自の一日の感想や思いなどを共有し、常に全員が同じ方向を向いて活動できるように心がけています。