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血液のゆくえ
血漿分画製剤
血漿分画製剤は、献血いただいた血液の血漿から、患者さんの治療に必要な血漿タンパク質を分離精製し集めたもので、主なものに、アルブミン製剤、免疫グロブリン製剤、血液凝固因子製剤があります。

血液凝固第Ⅷ因子製剤
血液凝固第Ⅷ因子製剤は、数万人分の血漿から出血を止めるために必要なたんぱく質の血液凝固第Ⅷ因子を集めたものです。血友病Aの患者さんは血液中の血液凝固第Ⅷ因子が不足しているため、関節出血など多くの出血症状が繰り返しあらわれます。この場合には血液凝固因子を補充する必要があります。血液凝固第Ⅷ因子製剤は、血友病Aの患者さんにとって大変重要なものです。

アルブミン製剤
アルブミン製剤は、数万人分の血漿から血漿中のアルブミンを集めたもので、事故などで大けがをして、大量の出血がありショック状態に陥ったときや、熱傷(やけど)、肝臓病、腎臓病などの治療に使われています。

免疫グロブリン製剤
免疫グロブリン製剤は、数万人分の血漿から血漿中の抗体(免疫グロブリン)を集めたもので、この製剤には色々な病原体に対する抗体が含まれ、抗生物質などがなかなか効かない感染症の患者さんに使用されるものと、B型肝炎ウィルスに反応する抗体を高濃度に含み、針刺し事故などによる肝炎の発症防止等に使用されるものがあります。