令和6年能登半島地震災害救護活動(こころのケア支援医師報告)

 能登半島地震の被災者に対し日本赤十字社が行う「こころのケア活動」の推進体制づくりを行うリーダーとして派遣していた高松赤十字病院の井上幸代 精神科部長が1月22日、任務を終え帰着しました。
 井上部長は日本赤十字社石川県支部災害対策本部において、ニーズ調査やDPAT(災害派遣精神医療チーム)・DHEAT(災害時健康危機管理支援チーム)等と連携を図り、今後の日赤こころのケア活動を本格始動するための道筋を立てるリーダーとして活動しました。
 また、21日に派遣した香川県救護班第一班に対しても、被災者の状況や救護班の隊員として活動する際の心得などについて情報共有しました。
井上部長は、被災者の疲れもピークに達していること、さらには支援者も非常に疲れており、現地に赴いて感じたことは両面での支援が必要であると語っていました。

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