多くの人に勇気と希望を!「ひまわりキャンペーン」~青少年赤十字メンバーの活動~【第3弾】

日本赤十字社が作成した教材「3つの顔」で感染症について深く学んだ青少年赤十字メンバーが自ら、「気づき」「考え」「実行する」した活動の第3弾を紹介します。

前回は、献血促進の広報動画の作成等、外出自粛期間中の青少年赤十字活動の工夫を紹介しました。

さて、第3弾でお届けするのは、どんな「気づき」「考え」「実行する」でしょうか?

多くの人々に勇気と希望を!「ひまわりキャンペーン」

日本赤十字社兵庫県支部が「たくさんの人に勇気と希望を!ひまわりキャンペーン」を企画しました。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で様々な影響を受けている人々に沢山の希望と勇気を届けたいという思いに賛同した小・中・高・特別支援学校の青少年赤十字加盟校のメンバーが、ひまわりの花を沢山咲かせて沢山の人に勇気と希望を届けるには、どうしたらいいか?と「考え」ました。沢山の人の目につく場所に種を植え、水やりを忘れないようにお互いに協力しチームワークを築き、真夏の青い空に映える大きな大輪のひまわりの花を咲かせました。そのひまわりの花を見た人々は、明るい気持ちになったと喜んでいたそうです。

ひまわりと小学生1
ひまわりと小学生2

群馬県桐生第一高等学校JRC部がマスク100枚を寄贈

マスクを受け取った前橋赤十字病院の職員

マスクを受け取った前橋赤十字病院の職員

群馬県桐生第一高等学校青少年赤十字メンバーがマスクを寄贈しました。
 新型コロナウイルス感染拡大の影響の中、外出自粛期間中に何もできないもどかしさがある中、最前線で新型コロナウイルスに立ち向かい続ける医療従事者やその家族の気持ちを思い、自分たちになにができるかと「考え」ました。
 当時は、マスクの供給不足だったのにも関わらず、自身で備蓄していたマスクを分け前橋赤十字病院へ届けました。その行動は青少年赤十字の態度目標「気づき」「考え」「実行する」に加え、赤十字7原則である「奉仕」の心に周囲はとても励まされ、あたたかい気持ちに包まれました。

差別をやめよう!「No!差別」啓発活動

青少年赤十字メンバー

オリジナルのうちわを駅で配布する青少年赤十字メンバー

静岡県立三島南高等学校の青少年赤十字メンバーは、日本赤十字社が作成した教材「3つの顔」で感染症について深く学んだ後、新型コロナウイルス感染症による「差別」や「偏見」をなくしたいと「気づき」、そのためにできることは何か?と考え、「行動」に移しました。
 沢山の議論を重ね考えたキャッチフレーズを掲げたポスターとオリジナルのうちわを作成しうちわを全校生徒、教職員へ配布し、ポスターを校内の一目につきやすい場所に掲示しました。また、校内だけの活動に留まらず、オリジナルのうちわを、駅で配布しました。

また、コロナ禍における活動の際に、「人との接触」を避けるため、配布する際には、手から手へ渡すのではなく、うちわの入ったカゴを用意し、カゴの中から受け取ってもらうなど、工夫をしています。

青少年赤十字メンバーが作成したポスターとオリジナルのうちわ

ポスター
うちわ

「差別」をなくす啓発運動をしたり、誰かのために役に立ちたい青少年赤十字メンバーの活動は全国各地でひろがっています。

次回は、「社会のため、地域のためにできること」に活躍した青少年赤十字メンバーの活動を紹介します。

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