学校が避難所になったら…?第4B指導者研修会(京都府)

“避難所HUG”で、どう対応するか話し合います

“避難所HUG”で、どう対応するか話し合います

第54回第4(近畿)ブロック青少年赤十字指導者研修会を6月28、29日の2日間にわたり、コミュニティ嵯峨野(京都市右京区)で開催し、近畿各府県支部の青少年赤十字(JRC)指導者15人が参加しました。

「防災・減災」がテーマとなった今回、学校が避難所になった場合を想定し、避難者を体育館や教室に収容する避難所運営シミュレーションゲーム“避難所HUG”を体験。さまざまな避難者の情報が書かれた“避難者カード”が読み上げられ、受講者は焦りと混乱と困惑の中での対応に苦戦していました。

その後、日本赤十字社の職員が、赤十字防災啓発プログラムや東日本大震災での救護活動、避難所での体験談をお話ししました。

参加者からは、「学校が広域避難所になっていますが、実際には何をすればよいのか分かっていませんでした」「“避難所HUG”を通して、実際の避難所の情景をイメージできるようになりました」といった声が上がりました。

タオルを使用したガウン作り体験の様子

タオルを使用したガウン作り体験の様子

他にも、京都市野外活動施設「花背(はなせ)山の家」の 飯田首席指導主事の手引きで、ペットボトルを使ったランプや食器作り、タオルケットを使ったガウンやホットタオル作りも体験。

受講者からは、「早速、学校の防災教育でも実践してみます」「子どもたちにも学ばせてあげたい」といった声が聞かれるなど、今後の学校教育で活用できるヒントを得ることができました。

また、研修会場近くの嵐山は、昨年9月に発生した台風18号災害で桂川が氾濫し、大きな被害を受けた地域。受講者は、被災した際の写真や映像を見た後に現地をを実際に歩き、自然災害の恐ろしさや事前の備えの大切さを実感しました。

受講者は2日間を通して積極的に各プログラムに取り組み、リーダーシップを発揮。JRCの指導者育成につながる研修会になりました。今後、受講者それぞれの活躍が期待されます。