日赤を支える社会貢献活動の紹介!

日本赤十字社(以下、日赤)の社会福祉施設は、さまざまな企業に社会貢献活動の一環として、施設ご利用者の思い出づくりにつながるイベントなどの開催に、ご協力いただいています。

株式会社ミツウロコグループホールディングスのご支援により行われた、日赤児童福祉施設での劇団『小さいお城』による人形劇と子どもたちが過ごした楽しい時間を、あらためて紹介します。

劇の人形との触れ合いに、子どもたちは大喜び!

今年度は5・8・11月に三施設で人形劇が行われ、3月中旬にもう一施設で開催される予定です。

演目は、『三びきやぎのがらがらどん』と『なかよしになりたい』です。

① 『三びきやぎのがらがらどん』

人形が見せる迫力の姿

この物語はノルウェーの民話の一つ。三匹のヤギがトロルという妖精に立ち向かう話で、日本でも多くの子どもたちの人気を集めています。

小さなヤギのかわいらしい動き、そして、橋を渡るヤギを通さないようにするトロルの迫力ある風貌に、多くの子どもたちが驚いていました。

トロルのあまりの存在感に怖がる子もいましたが、それぞれのヤギがトロルに立ち向かう姿に、とても盛り上がりました。また、ヤギがトロルと戦う場面では、精一杯ヤギを応援しました。

「ヤギの人形に触れてうれしいな」

大盛況の中で人形劇は終わりを迎えましたが、終わった後には劇に登場したヤギたちとトロルが、子どもたちの元に来てくれました!

劇中では子どもたちを驚かせていたトロルもこの時は優しく、安心して触れ合うことができました。

また、かわいいヤギたちと触れ合うこともでき、子どもたちは幸せいっぱいの様子でした!

ヤギやトロルと交流できたことで、会場には子どもたちのたくさんの笑顔があふれました。

開催施設

  1. 5月11日 青森県立はまなす医療療育センター(青森県八戸市にある医療型障がい児入所施設。日赤が運営を受託)
  2. 8月8日 赤十字子供の家(東京都武蔵野市にある児童養護施設)

②『なかよしになりたい』

「怪獣さん、頑張れ!」

「見た目が怖いというだけで、いつも一人ぼっちの怪獣。皆と仲良くしたくて人間を手伝いますが、なかなかかうまくいきません」という話です。

劇では、かわいいキャラクターたちが舞台からぴょこぴょこと登場して、そのたびに子どもたちは目を輝かせていました!

一人ぼっちの怪獣の姿を見て、子どもたちは悲しそう。しかし、怪獣の頑張りが皆に認められて仲良くなれた時には、自分のことのように喜び、うれしそうにしていました。

「怪獣と仲良くなれたよ」

人形劇の後には、株式会社ミツウロコグループホールディングスの社員が、子どもたちに絵本をプレゼント。

絵本が大好きな子どもたちは、プレゼントに興味津々!受け取ると笑顔で「これ読んで!」と職員に話しかけていました。

また、劇に登場した怪獣たちが、一人ひとりの手に優しく触れ、子どもたちは怪獣たちと仲良くなりました。

開催施設

  1. 11月25日 大阪赤十字病院附属大手前整肢学園(大阪府大阪市にある医療型障がい児入所施設)

皆さまのご提案は、多くの人の充実した生活につながります

この人形劇は、株式会社ミツウロコグループホールディングスが「子どもたちの明るい未来に貢献できるように、児童福祉施設で人形劇を提供したい」という社会貢献活動への思いを、日赤に伝えてくださったことがきっかけで2013年度から始まり、今年度で3年目になります。

同社のご支援により日赤児童福祉施設の子どもたちは、普段の生活の中では体験できない時間を過ごすことができました。このご支援は、子どもたちの確かな成長の糧となっています。

赤十字活動の担い手になりませんか

このようなイベントは、予算などの事情により施設単独では実施することが難しく、同社のような多くの方がたのご協力により初めて、実現することができます。

日赤社会福祉施設のご利用者(さまざまな事情で家庭で生活できない児童、日々の生活で介護を必要とする高齢者や障がい児・者)を支援したいと思われる方がいらっしゃいましたら、遠慮なく日赤にご相談ください。

ご利用者を支える活動は生活用品のご寄付や施設でのボランティアなど、さまざまあり、皆さまの得意なことを生かした活動ができます!

日赤は、皆さまのご提案と社会福祉施設へのご来訪を、お待ちしています。

企業・団体さまからのご支援の窓口

日本赤十字社 組織推進部 法人・団体担当

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