より良い高齢者支援を皆で考える~全国赤十字老人福祉研修会を開催

日本赤十字社(以下、日赤)は、介護を必要とする高齢者を受け入れ、自分らしく元気に過ごしてもらうことを目標とした介護を行う、高齢者福祉施設(特別養護老人ホームおよび複合型施設)を9カ所、運営しています。

これらの高齢者福祉施設では、年に2回、各施設のさまざまな職種の職員が一堂に会して、高齢者(施設のご利用者)支援の技術向上などを図り、各施設間の交流を深めるための研修会を開催しています。

今年度は6月18~19日、日赤高齢者福祉施設(特別養護老人ホーム)の彩華園(埼玉県熊谷市)で開催しました。

写真① 講演の様子.jpg

黒澤先生のお話しに皆、真剣に耳を傾けています。

今年度の最初の研修会は、各施設から36人の職員(介護職員、生活相談員、ケアマネージャー、事務職員ら)が参加しました。

1日目は「理学療法 黒澤 主宰」の黒澤聖二先生(理学療法士)に「腰痛を考える」をテーマとしてご講演いただきました。

黒澤先生は、腰痛は同じ姿勢を長時間続けることが原因で起こることが多く、目的をもって身体を適度に動かすことが大切であることを、わかりやすくお話しくださいました。

リハビリを通して、ご利用者のできることが少しずつ増えれば、ご利用者の自信につながるだけでなく、職員の介護に伴う身体の負担が減少することにもつながります。

講演後は黒澤先生の指導の下、彩華園が月に1回行っている集団リハビリの様子をビデオで紹介しました。このリハビリは、2005年から行っている活動です。

集団リハビリでは、まず声出しから始まり、手足の運動を行います。その後は、『北国の春』『梅干し体操』などの曲に合わせて、お互いの動きを見ながら自分にできる範囲で体を動かしていきます。このリハビリは、車いすやリクライニング車いすに乗っている方も参加することができ、皆が生き生きと楽しんでいます。

彩華園のリハビリは、他施設の職員にとっても得るものが多く、研修会の参加者は熱心にメモを取っていました。

各施設の情報を分かち合うことの大切さ

写真② 分科会の様子.jpg

職員の情報交換は、話題が尽きません!

2日目は、介護・生活相談・居宅介護・事務の各部門に分かれて、より良い支援の実践、施設運営に向けた意見交換を行いました。

各部門によって意見交換の内容は異なりますが、すべての部門で各施設の取り組みや課題の達成を目指して意識していることなど、ご利用者の支援や施設運営を支える情報を積極的に共有することができました。

各施設の職員が集まり、皆で学び、皆で情報を分かち合える研修会は、日赤の高齢者福祉施設全体の士気を高め、ご利用者のニーズや希望にかなう支援と施設運営の活性化につながっていくものと思います。

写真③ 各高齢者福祉施設の参加者.jpgのサムネイル画像のサムネイル画像

私たちが、日赤の高齢者福祉施設の職員です!

日赤の高齢者福祉施設ではこれからも、各施設の職員の研さんと交流を行える場を作るとともに、ご利用者が自分らしく元気に生活できるためのサポートに、ますます貢献していきます。

また、高齢者福祉施設をはじめ、日赤の社会福祉施設は、ご利用者や地域の方に楽しんでいただける施設イベントや地域の方向けの講演情報などを、ウェブサイトや広報誌を通じて積極的に紹介していきます。

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