『富山県里親制度説明会inおやべ』を開催!~富山県立乳児院

富山県立乳児院(富山県富山市。日本赤十字社が運営を受託)は、さまざまな事情により家庭で生活することができない子どもたちの日々の養育のほか、『富山県里親支援機関事務局』として里親制度の地域社会への普及・啓発活動を行っています。

里親制度とは家庭で生活できない子どもを、温かい愛情と正しい理解を持ち、里親登録をした方の家庭で養育する制度です。

里親は、養子縁組のように戸籍上の親子関係になるものではなく、原則として預かった子どもが18歳になるまでの間、家庭で養育をします。

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里親の体験談を熱心に聞く参加者

『富山県里親支援機関事務局』は里親制度の普及・啓発活動の一つとして10月4日、『富山県里親制度説明会 in おやべ』を開催しました。

2010(平成22)年度から始められた里親制度の説明会は、今回で9回目になります。

当日は約40人の里親に関心のある方へ、児童相談所職員からまず、里親制度を説明しました。

そして現在、里親として子どもを育てている方がたが、子どもと一緒に生活することの喜びや考えることについて語りました。

ある里親の方は、「子どもを受け入れるとき、大人の都合で考えてはいけません。今やれること、子どものためにできることをやりましょう」と、里親になった時の思いを会場の皆さんに向けて語りかけました。

参加者からは、「里親が里子と実の親子以上の関係を築いていらっしゃり、大変感動しました」「支援を必要とする子どもたちに対して今、自分ができることについていろいろ考えさせられました」など、里親制度への理解を深められた感想が多数寄せられました。

子どもたちが安心して暮らせるために

福祉施設は、家庭的な雰囲気の中での子どもたちの養育推進に努めていますが、より幸せな生活を実現するためには、里親による家庭での養育の機会が増えることが重要です。

今回のような説明会を通じて、里親になる方が増えていき、一人でも多くの子ども達が、里親の元で家庭生活が送れることを願っています。

また、里親と里子の家庭を温かく見守る地域社会が、ますます増えていけるよう、これからも富山県立乳児院は、まい進します。