101歳からのメッセージ~思いをつなぐ平和学習会を開催

デイサービスセンターご利用者の皆さんに、ご参加いただきました!

デイサービスセンターご利用者の皆さんにご参加いただきました!

日本赤十字社安謝(あじゃ)福祉複合施設(沖縄県那覇市)は、特別養護老人ホームとデイサービスセンター、児童館などからなる複合型施設で、地域の幅広い世代の方にご利用いただいています。

施設は6月17日、毎年恒例の『平和学習会』を開催しました。

このイベントは、高齢の施設ご利用者が自らの戦争体験を子どもたちに伝えることで、戦争の悲惨さや平和の尊さを学んでもらうことが目的。

太平洋戦争の沖縄戦が終わったとされる6月23日の『慰霊の日』の時期に合わせて、施設が主催しています。

69年前の体験を語る福原さん。子どもたちからも質問しました

69年前の体験を語る福原さん。子どもたちからも質問しました

今回は、地域の小学生106人を施設に招き、101歳のご利用者である福原さんから、戦争当時の様子についてお話しいただきました。

福原さんが32歳だった当時、銃弾を避けながら必死に逃げたこと、米兵に見つからないよう夜間に移動を続けたこと。また、途中で米兵に捕まり管理されながら生活していたことなどを、臨場感を持って語ってくださると、子どもたちは真剣に聴き入っていました。

合唱の様子。会場にはきれいな声が響き渡りました!

合唱の様子。会場にはきれいな声が響き渡りました!

イベントの最後には、平和への思いを込めた伝統的な歌『月桃(げっとう)』を、子どもたちとご利用者が一緒になって歌いました。

参加した子どもたちからは、「戦争はとっても怖い」「平和でいられることが、本当に大切だと思いました」といった感想が聞かれ、福原さんをはじめとした高齢のご利用者の思いが伝わったことがうかがえました。

親交を深めるご利用者と子どもたち

親交を深めるご利用者と子どもたち

福原さんからは、「平和の尊さを伝えるため、今後も可能な限り、子どもたちに語り続けていきたい」とのお言葉をいただいています。

当施設はこれからも、地域の世代を越えた交流の懸け橋となることができるよう、高齢者から子どもまでを対象とした、さまざまなイベントを企画していきます。

(日赤安謝福祉複合施設)