「抱きしめる」(秋田赤十字乳児院 保育士 水澤美樹)

保育士 水澤美樹(みずさわみき)

『抱きしめる』、私が必ず毎日行うことです。子ども達との関わりの中で、私が一番重要視していることです。肌の触れ合いを通して子ども達に、人の温もり、優しさ、愛情を全身で伝えたいと思っています。

乳児院に勤めて8年。出会った子どもの中には、大人に触れられることさえ嫌がる子どももいました。しかし、日々の関わりを丁寧に、心を込めて行っていくことで、次第に子どもが心を開き、自ら抱っこを求めるようになりました。その時私は、とても嬉しく、力いっぱい抱きしめました。

日々の仕事の中に、子どもを「ギュッ」と抱きしめる時間を作っています。この積み重ねによって、人に愛されていることを知り、人を愛し、また自分自身をも愛するようになってほしいと思っています。

子ども達が大人になった時に、秋田赤十字乳児院で愛された心の記憶が笑顔の源になるように願って、一人ひとりを大事に養育していくことに努めていきます。