「日々成長」(大阪赤十字病院附属大手前整肢学園 言語聴覚士 後藤由香里)

言語聴覚士 後藤由香里(ごとうゆかり)

私は、大阪赤十字病院附属大手前整肢学園で働く入社1年目の言語聴覚士です。私の働く大手前整肢学園は、大阪赤十字病院の附属施設であり、医療機関としての役割と児童福祉施設としての役割を併せもっています。児童福祉施設として肢体不自由児施設、重症心身障害児施設があり、その他、外来診療、通園、親子入園などさまざまな療育を行っています。

当園の特色として、リハビリテーションではボイタ法を行っています。ボイタ法とは、脳性麻痺児の早期の診断、早期の治療として開発されたリハビリテーションの手法で、正常な発達に見られる筋肉の動きを繰り返し、筋肉を働きやすくさせるものです。子ども達はこのような訓練を毎日行う一方、施設に併設されている大阪府立堺支援学校へ通い、元気に生活をしています。

親元を何ヵ月間も離れ、訓練や治療を頑張っている子ども達を、看護師や保育士、介護福祉士、理学療法士、作業療法士、ケースワーカー、ボランティアの方などが連携、協力し、時に母親や父親のように、時にはお姉ちゃんやお兄ちゃんのように、優しさだけでなく、厳しさも含め愛情いっぱいに子ども達を療育しています。時には寂しくて泣いてしまう子もいますが、普段の園の子ども達は明るく元気で笑顔がいっぱいです。

私も新米言語聴覚士として、摂食指導や言葉を発するための構音訓練、その他コミュニケーションの問題の対処など、仕事内容は多岐にわたりますが、子ども達と笑顔で日々成長していきたいと思います。