「義足作ってます」(日本赤十字社千葉県支部義肢製作所 義肢装具士 烏野修一)

義肢装具士 烏野修一(うのしゅういち)

私は、日本赤十字社千葉県支部義肢製作所で勤務して5年になる義肢装具士です。義肢装具士は、手や足を切断された方に義足・義手を製作したり、切断をしてはいないが、麻痺などによって手足が不自由になった方に補装具の製作を行います。

よく義肢装具製作費に関して「赤十字だから寄付金で製作しているの?」と聞かれることがありますが、実際は自立支援法や保険制度等により製作を行っています。

義肢装具は、生活の中で使うものです。そのため、義肢装具使用者それぞれの生活環境によって、多種多様なニーズがあります。例えば、近所に坂道が多い、重いものを持つ仕事をしている、お風呂で滑りやすい、むくみやすい、片手の筋力が弱いなどが挙げられます。当施設は身体障害者更生援護施設として、これらの多くのニーズをピックアップし、義肢製作に活かしています。使用者一人一人の生活により適応した義肢装具を製作できることは、一般の義肢装具製作会社とは異なる、赤十字の社会福祉施設としての大きな意味だと考えています。