「子ども達の気持ちに添うために」(日本赤十字社医療センター附属乳児院 臨床心理士 三宅愛・山川ひとみ)

臨床心理士 山川ひとみ(やまかわひとみ)
三宅愛(みやけあい)

私達は臨床心理士として、日本赤十字社医療センター附属乳児院で働いています。当院は定員が70名と多いなか、誰もが笑顔で毎日を送れるようにという意識を忘れず、職員全員が協力して仕事をしています。

遊びを通じたプレイセラピー、生活場面でのケア、発達検査、ご家族のカウンセリング、他機関との連携等が、心理士の主な仕事です。障害・疾患を抱える子ども達へは、外部の作業療法士から専門的なアドバイスを受け、日々のケアを行っています。また個別対応だけでなく、子ども達の発達支援を目的に、4~5人のグループセラピーも実施しています。

心理士って?カウンセリングって?という疑問は、子ども、ご家族、職員全員に共通するものだと思います。できるだけ、小さな疑問やつぶやきにも丁寧に応えていきたいと思っています。

乳児院への入所理由はさまざまです。ご家族の抱える問題や心配も多岐にわたります。さまざまな問題に対して、乳幼児期からたっぷりと心理士が関わることができるのは、乳児院だからこそです。子ども、ご家族にとって、私達は心地よい、暖かな存在として、支援を続けていきたいと思っています。