この経験を今後のボランティア活動に生かしていきたい~ユースによる国際交流報告会

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報告をする吉岡さん(写真左)と山口さん(同右)

日本赤十字社の本社(東京都港区)で2月20日、赤十字ユースボランティア(以下、ユース)が国際交流プログラムの参加報告会を行いました。

今年度はこれまでに四つのプログラムや会議に日本のユースが参加しており、いずれも対象者は30歳以下です。

オーストリア赤十字社主催の『第60回 International Study and Friendship Camp 2015』には、22カ国から参加者が集まり、各国でのユースの活動紹介や文化交流を行いました。

同プログラムに参加した埼玉県立草加高等学校の山口明香音さんは、「初めての海外経験で英語にも不安がありましたが、参加者みんなが支えてくれ、約2週間のプログラムを楽しく過ごすことができました」と感想を述べました。

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プログラムの資料を展示したブースで報告会参加者に説明する田中さん(写真右)

東京都青年赤十字奉仕団の田中晴菜さんはシンガポール赤十字社主催の『Peer to Peer Youth Symposium 2015』に参加し、『防災』『献血推進』『地域福祉』などをテーマにグループディスカッション。人道的課題に対してユースとして何ができるか意見を出し合いました。

「違う国で赤十字ボランティアとして活動している仲間からさまざまな活動を紹介してもらい、意見交換ができて、とても充実した時間を過ごせました。日本では行っていない活動を知ることができたので、ぜひ今後の活動の参考にしたいと思います」と話しました。

報告を聞いた参加者からは「私も過去に別のプログラムでシンガポール赤十字社を訪問してから、ユースの活動に興味を持ちました。今回の報告会を聞いてさまざまなプログラムがあることを知ったので、参加してみたいです」との声が上がりました。