香港の赤十字ボランティアが来日!防災・減災をテーマに同世代と交流①

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赤十字7原則をテーマにグループワークを行う香港ボランティア

中国紅十字会香港支部ボランティア(以下、香港ボランティア)9人が9月2~6日、来日しました。

日本赤十字社(以下、日赤)の災害救護や日本の貧困について学習したほか、同世代の30歳以下の若年層のボランティアと交流し、防災・減災について理解を深めました。

プログラム初日は日赤本社(東京都港区)を訪問。日赤のボランティアの概況や災害救護活動について職員から説明を受けました。

日赤が持つリソースや東日本大震災時の活動について、写真やデータを交えた説明に対して香港ボランティアからは「若いボランティアにもできる防災・減災活動に関してアドバイスがあれば教えてほしい」など積極的に質疑応答がなされました。

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香港で同様の支援を行うために日本の貧困層へのサポートについて熱心に話を聞きました

2日目は認定非営利活動法人(認定NPO)自立生活サポートセンター・もやいを訪問し、日本の貧困や同団体が行う支援についてスタッフの方からブリーフィングを受けました。

同団体の支援内容を帰国後の活動に生かすため、「社会の中での無関心が貧困層への差別を生み出している」などの説明に熱心に耳を傾けていました。

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日本の防災気象情報を学習しながら時系列でシミュレーションを行いました

同日午後には日赤がボランティアパートナーシップを締結する明治学院大学で、気象庁ワークショップ『経験したことのない大雨 その時どうする?』を同学の赤十字ボランティアとともに受講。

同じくボランティアパートナーシップを結んでいる上智大学の学生も参加して、家族構成や居住地域、発生している災害や同庁が発表する防災気象情報などを参考に、時間の経過とともに取るべき行動をシミュレーションしました。

本ワークショップに参加した明治学院大学の松本英里子さんは「香港ボランティアが日本の防災気象情報に関する理解が早かったので国の違いを感じることがなく、議論ができました。日本人も知っているようで知らないことが多いと思うので、このワークショップにもっと多くの人が参加してほしいと思います」と語りました。

また、香港ボランティアの鄭換星さんは「香港では先生やテレビなどのマスコミュニケーションから防災情報を教えてもらうことは多いものの、自分たちで能動的にシミュレーションする機会は少なかったので、今回は貴重な経験になりました。こういった実践的な研修で、避難経路の代替案を複数持っておく必要性などの新たな着想点に気づくことができ、勉強になりました」と感想を述べました。

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