自分にできることを考えていきたい~ユースボランティア代表が国連防災世界会議に参加①

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復興まちづくり情報交流館の展示に見入る川上さん(写真左)

神奈川県青年赤十字奉仕団で活動する川上紗良さんが3月14~18日、日本赤十字社のユースボランティア代表として、宮城県仙台市で開かれた第3回国連防災世界会議に参加しました。

会議に先立って開催された『CHILDREN & YOUTH FORUM』では被災地へのスタディーツアーが行われ、東日本大震災で大きな被害に見舞われた宮城県石巻市を訪問しました。

東日本大震災の被災地を初めて訪れたという川上さんは、被災の記録や復興状況、街の将来像などを発信する『復興まちづくり情報交流館』(今年3月開館)で、スタッフが語る震災当時の様子や新しい街づくりへの希望に熱心に耳を傾けました。

「当時の壮絶な状況を実感すると同時に、将来に向かって歩む石巻の人たちの思いが伝わってきました」

津波に襲われた石巻市立の門脇小学校と大川小学校も訪問。大川小学校では当時12歳だった息子さんを亡くされた男性から話を聞きました。「学校の裏に山があり、当然そこに逃げていると思っていました。校舎を震災遺構とするかどうかを話し合っているところですが、震災を風化させないためにも遺すべきだと思います」。川上さんは「学校は災害時には避難所となる場所なのに、多くのいのちが奪われたのは本当に残念です」とその思いを語りました。

10年後、20年後の石巻に思いをはせて

石巻市を訪問した川上さん(写真手前)ら参加者

ツアーを振り返って、川上さんは話します。

「震災当時の映像からのイメージしかありませんでしたが、石巻は思ったより復興が進んでいると感じました。震災からもう4年ではなく、まだ4年。これから10年後、20年後により良い街になっていることを祈っています。今回の体験を踏まえ、自分にできることを考えていきたい」

川上さんは中学生のころから、青少年赤十字(JRC)のメンバーとしてさまざまなボランティア活動を経験。シンガポールで昨年開かれた、世界の青少年赤十字ボランティアの交流会『レッドクロス・ユース・チャレンジ』にも参加。最後に「今回の被災地訪問で得た経験をこれからの活動にいかしたい」と意気込みを語りました。

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