平成26年度雪上安全法講習開催のご報告~北は北海道から、南は九州まで

日本赤十字社(以下、日赤)は今シーズン、より多くの方に受講いただくため、群馬県を東日本会場、鳥取県を西日本会場として雪上安全法講習を開催しました。

東日本会場では総勢20人が参加。ありがとうございました!

東日本会場での講習は2月5~8日、群馬県の万座温泉スキー場で開催しました。

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ロープワークの練習風景。これができないと次の日に進めません!

1日目は、宿泊先である群馬高原ホテルの室内で、雪上安全法救助員Ⅰ養成講習を行いました。

雪上での事故防止や救助に関する知識を得るとともに、実技では骨折の固定などの応急手当やロープワークを練習しました。講習の最後には検定を行いました。

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一人で行うアキヤ搬送の様子

2日目からは、救助員Ⅱ養成講習の開始です。ゲレンデでのスキー技術の確認や、傷病者を運ぶためのアキヤ(※)の操作を練習しました。

アキヤを操作しながらのスキーは、普段と違った滑り方が求められ、戸惑う方もいましたが、皆さん順調に上達していきました。

最終日となる4日目には検定を行い、実際に人を乗せたアキヤを操作しながら決められたコースを滑りました。

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傷病者役の受講者に対して骨折の固定を行います。手袋をはめて三角巾を結ぶのは難しい!

検定の後は、傷病者役と救助者役に分かれて総合演習を行いました。これまでの講習で学んだことの総まとめとなる実習でした。

全日程を終えて、受講された方からは「今後はスキー場で困っている方やけがをした方の助けになりたい」、「地元のボランティアパトロールに(この講習で学んだことを)フィードバックしたい」といった感想が聞かれました。

※ゲレンデで負傷した人を搬送するための器材

西日本での雪上安全法開催を心待ちにされていた方も

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「ずっとアキヤを操作してみたかった!」

西日本会場での講習は2月18~21日、鳥取県のだいせんホワイトリゾートで開催しました。講習のプログラムは東日本会場と共通です。

西日本地域での雪上安全法講習の開催は数年ぶりとなるため、心待ちにされていた方も多く、充実した講習となりました。

雪上安全法はゲレンデ以外でも開催しています

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けがをした人の衣服を脱がせる練習。室内で開催する講習でも、スキー場で役立つ実技が学べます。

これまで、スキー場でしか受講できなかった雪上安全法ですが、昨年の4月からは屋内で受講できる救助員Ⅰ養成講習を開設しました。

福岡県支部は1月18日と2月22日、県内では初めてとなるこの講習を開催しました。

一日かけて雪上安全法を学んだ受講者からは「福岡でも雪が降ることがあるので、基本的なことが学べてよかった」「雪山で事故に遭う可能性があります。有事に役立てたい」「低体温症や凍傷、雪目、日焼けなどの防止策なども学びたい」などの感想が寄せられました。

来シーズンも雪上安全法を開催予定!

今シーズンの雪上安全法は一区切りとなりましたが、日赤は来シーズンも北海道などの全国各所で雪上安全法講習を開催予定です。

今後の講習の開催予定は各都道府県支部のウェブサイトをご覧ください。