幼児安全法講習~時代のニーズに合わせて教本を刷新

日本赤十字社(以下、日赤)の幼児安全法は、学齢前までの子どもに起こりやすい事故の予防と手当ての方法、病気への対応の仕方などを中心にした講習。

全国の赤十字関連施設のほか、幼稚園・保育園や小中高校、大学・専門学校、公的団体などで実施し、2013(平成25)年度には約6万7000人が受講しました。

日赤はこのほど、赤十字幼児安全法の教本の内容を時代のニーズにマッチさせた形で刷新しました。新たな教本を使った講習は8月から各支部で順次スタートします。

食物アレルギーや乳幼児の災害時支援に関する項目を強化

今回の見直しのポイントは次のとおりです。

  1. 世間の関心が高いトピックである、食物アレルギーや食育、また予防接種などについての情報を盛り込み、講習内容を全体的に見直し
  2. 包帯法(包帯を使った手当て)の種類や内容などの技術的な項目を増やすとともに、子どもの遊びについて現在の流行も取り入れ、さまざまな面から魅力的な内容構成に
  3. 「虐待防止について」、また「災害時の小児の生活支援について」を新設
  4. 子どもを社会全体で大切に育てるという視点から、母親の育児ストレスへの対応、父親の育児参加、地域での子育てサポートなどについての項目を強化
  5. 教本のイラストのデザインを新しくして、クオリティをアップ
  6. ワークショップ方式などを取り入れ、受講者参加型の講習に

全国で幼児安全法講習に取り組む講師からは、「乳幼児の災害対応の内容が盛り込まれて、よかった」「グループワークなどを取り入れ、受講者が参加できる内容になっていると思います」など、新たな内容についての期待と意欲あふれる声が上がっています。

日赤は今後、公民館の子育てサークルや赤十字病院・児童福祉施設を拠点とした講習を実施するとともに、企業・団体との積極的なタイアップを全国で展開していきます。

子どもを社会全体で育てるため、新しい内容となった赤十字幼児安全法の講習に、ぜひご参加ください。

※講習開催時期は支部によって異なる場合がございます。詳細はお近くの日赤支部までお問い合わせください