タイ厚生省視察団に災害時高齢者生活支援講習を紹介

災害時の対応を学ぶために来日したタイ厚生省視察団の一行6人が4月23日、日本赤十字社を訪問。救護福祉部の担当者らが災害時に高齢者が受ける心身の影響、気をつけたい病気や症状、避難所で役立つ技術などについて説明しました。

避難所で生活する高齢者の不安を軽減し、不自由な生活から健康を守ることを目的に日赤が行っている「災害時高齢者生活支援講習」の内容を紹介するとともに、ホットタオルによる清拭や簡単にできる足浴、気持ちを楽にするリラクゼーショなどの実技を見学。また東日本大震災の際、日赤が被災地で行ったさまざまな高齢者支援も紹介しました。

「講習はすべての支部で行われているのか?」「避難所で高齢者の様子は?」などタイ側からの活発な質問に、「避難所で使える器具は限られていますが、この講習内容を用いて高齢者を支援しています」「日赤は各避難所を回って血圧を測ったり、健康状態を聞いたりしたほか、こころのケアにも取り組みました」となど、これまでの活動に基づいて答えました。

一行は4日間の日程で来日し、日赤本社のほか、東京都老人総合研究所や東京臨海広域防災公園などを視察しました。