認知症の方にできることって何だろう~秋田で親子講習会~

講習に認知症を取り上げるのは秋田県支部として初の試み

講習に認知症を取り上げるのは秋田県支部として初の試み

日本赤十字社秋田県支部は10月6日、認知症の方への理解を深め、身近な支援法を学べる講習会「たいせつな人にあなたができること」を開催。参加した小学生親子に、認知症の症状や対応などについてイラストや寸劇を使って説明しました。

寸劇の様子。認知症の方には安心できる言葉をかけることと、優しく触れるスキンシップが大切です

寸劇の様子。認知症の方には安心できる言葉をかけることと、優しく触れるスキンシップが大切です

講習会は、秋田県支部が定期的に取り組んでいる子育て事業「みんな集まれ赤十字わくわく支援隊!」の一環として行われたものです。

スクリーンに投影したイラストで、普通の物忘れと認知症による物忘れの違いを示し、認知症の特徴を説明。治ることはなくても、生活を見直せば予防・改善できることを伝え、①食事に注意する②運動する③タバコをやめる④よく笑うことを勧めました。

寸劇では、周りの接し方によって認知症の方の気持ちに変化が出ることを取り上げました。夕方になると「自宅に帰らなければ」と騒動を起こす父親を演じた碇谷さんは「娘がイライラしていれば父親もカッとなりますが、優しく受け入れるような接し方をされると、感謝の気持ちを持つようになることを実感しました」。

最後には参加者に修了証が贈られました

最後には参加者に修了証が贈られました

参加者からは「母が認知症になった祖母を介護していて、自分にもできることはないかと考えていました。今日学んだことを活かしていきたい」「接し方で症状が変わるんだ」などの声が聞かれました。

日本赤十字社では、子どもの頃から認知症を学び、子どもたちが学んだことが家庭や地域で共有されることで、みんなが認知症のお年寄りを支えあう社会をめざし、健康生活支援講習を開催しています。