子どもの誤飲事故防止へ~栃木市内の保育園職員に講習指導~

熱心に参加する保育士さん

熱心に参加する保育士さん

栃木県栃木市内の保育園で2歳児が白玉団子をのどにつまらせて亡くなった事故を受け、日本赤十字社栃木県支部では、誤飲・誤嚥の事故予防や緊急時の対処法などを伝える講習会を市内の保育園・幼稚園の職員170人を対象に、8月26日から開催しており、9月26日までに計5回開催する予定です。

1~4歳の幼児の事故による死亡例1件の背後には、入院例40件、外来受診例3600件、家庭での処置例10万件など膨大な量があると推計されています。その中でも毎日のように起きているのが、異物を誤って飲み込んでしまったり、食べ物をのどに詰まらせたりする誤飲・誤嚥です。

心肺蘇生を学ぶ保育士さん

心肺蘇生を学ぶ保育士さん

講習会では、そうした事情を踏まえて、誤飲・誤嚥が発生しやすい場所や物、状況などを保育園・幼稚園内の見取り図を使いグループワークで確認しながら、どうしたら事故を予防できるかについて話し合っています。そのうえで、実際に異物がのどに詰まった時の除去法や心肺蘇生の実技を行っています。

参加者からはグループワークが特に好評で、「内容の濃い、充実した講習だった」などの感想が聞かれました。

日本赤十字社では普段から小さな子どもをお持ちの保護者や、子どもに接する機会の多い保育士、幼稚園教諭、スポーツ指導者の方を対象に、特に小さな子どもに最適化した「乳幼児の一時救命処置」の講習を全国で開催しています。