コープ共済連とタイアップ 小さな子どもを持つ母親の不安軽減

乳児がのどに物を詰まらせた時の手当てを実践形式で体験。

乳児がのどに物を詰まらせた時の手当てを実践形式で体験。

日本赤十字社は2011年から、日本コープ共済生活協同組合連合会(コープ共済連)と3年間のタイアップ事業を開始しました。全国の組合員などを対象に、日赤が子どもの健康に役立つ講習会を開催します。2012年4月からの全国展開に先駆け、1月14日、幼児安全法ワークショップを横浜市内で行いました。参加者からは「若い組合員さんたちにも経験してもらいたい」との声が上がるなど、スタートに向けて弾みをつけています。

妊婦や小さな子どもを持つ親にとって放射能汚染は最大の関心事。日赤は特製のパンフレットを作って説明しました。

妊婦や小さな子どもを持つ親にとって放射能汚染は最大の関心事。日赤は特製のパンフレットを作って説明しました。

日赤とコープ共済連のタイアップは、共通する目的を持っていたことから実現。コープ共済連の運営する電話健康相談では、子どもが発熱・発疹・下痢になった時の問い合わせが数年にわたり上位を占めていること、他方、日赤も未就学児(0~6歳)の心肺停止事例の約8割が家庭内で発生していることから、乳幼児を持つお母さんへの病気や救急時の対応を重要視していました。

また、昨年3月11日に発生した東日本大震災によって原子力災害が起こり、妊娠中の方や小さなお子さんを持つ親のなかには、特に不安を抱いている方が多いと思います。日本赤十字社では、原子力災害に対する不安の軽減を目的とした「放射線の基礎知識と予防対策」もあわせて伝えています。

ワークショップに参加したのは、組合員への学習会を企画・運営しているコープ共済連ライフプランアドバイザーたち。全国1,600人の中から代表者15人に「こどもに多い病気(症状)の手当て」「こどもの救急時の対応」を日赤の指導員が披露しました。

参加者からは「とてもわかりやすく参考になった」「就学前の子どもを持つ親たちへの講座に使えると思う」などの感想が寄せられました。

今後、ライフプランアドバイザーは各所属地域に今回の経験を持ち帰り、講習会の開催を検討します。すでに第一回目の開催が3月に千葉県で予定されており、4月からは全国で開催される予定です。