防災ボランティア研修会~被災者ニーズ踏まえた活動を

日本赤十字社(以下、日赤)は4月27、28日の両日、より円滑で発展的な防災ボランティア活動を構築することを目的とした赤十字防災ボランティア・支部担当者研修会を本社(東京都港区)で開催し、全国から合わせて93人が参加しました。

防災ボランティアは日ごろから訓練や研修などに参加し、災害時には被災者を支援するためにさまざまな活動を行います。日赤は東日本大震災に際して、本社ボランティアセンターから延べ3000人以上の防災ボランティアを被災地へ派遣しました。

グループワークでは積極的な意見交換が行われました

グループワークでは積極的な意見交換が行われました

本研修会は、今回の震災での活動を通して明らかになった課題や第三者による活動評価などを踏まえて、今後のボランティア活動のあり方について参加者同士で考える内容で開催。

被災された方のニーズに応じたきめ細かな活動を行えるのがボランティアであることや、ボランティアにしかできない具体的な活動メニューの再検討、日赤内外の組織の垣根を越えた連携の大切さなどについて、本社から示された今後の推進策に基づき活発な意見交換が行われました。

大規模・広域災害に備えて今後、より確かな地域相互協力体制を構築していくとともに、各支部でさらなる防災ボランティアの養成、日赤の各種講習の受講推進などに取り組んでいくこと、また地元での活動をいっそう強めることを参加者で確認しました。

防災・減災への決意を新たに

事例発表を行い、情報共有する参加者たち

事例発表を行い、情報共有する参加者

参加した防災ボランティアや職員からは「今回の研修会は、支部職員と防災ボランティアがペアでの参加だったので、違う立場からの意見や、共有できる部分が見えてよいと思った」「赤十字防災ボランティアには、基本的にコーディネート・調整の能力が必要で、防災ボランティアリーダーをできるだけ多く養成することが求められていると思います」などの感想が聞かれました。