つくばで巨大竜巻発生! 防災ボランティアリーダーは、動いた ~田口邦靖さんの場合

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日赤支部職員らと活動の調整を行う田口さん(写真左から2人目)

茨城県つくば市で5月6日午後0時45分ごろ竜巻が発生。同県や栃木県などで被害が相次ぎました。

建物被害は甚大で、死者も出る災害となり、茨城県と栃木県には災害救助法が適用されました。

茨城県の赤十字防災ボランティアリーダーの田口邦靖さんはこうした中、「私は防災ボランティアリーダーとして活動するとき、勝手に行動せず、日赤支部に気づいたことを伝え、解決策や改善策を提案するよう心がけています」と語ってくれました。また、「防災ボランティアリーダーの役割は、調整役として積極的に行動すること」とも話してくれました。

田口邦靖さんの活動

  • 日本赤十字社(以下、日赤)支部の職員や他の防災ボランティアリーダーとともに、つくば市市民交流センター内のつくばボランティアセンターで被災現場の「ボランティアニーズ調査」を行った。
  • 調査の結果、ボランティア活動が必要となるということが予想されるため、対応できる準備をしておくことを他の防災ボランティアリーダーや防災ボランティ地区リーダーに確認した。
  • 速やかに対応するため、赤十字奉仕団(赤十字ボランティアのグループ)や防災ボランティアリーダーとどのように連絡調整すればよいか支部と検討した。
  • 各奉仕団メンバーとともに、つくば市市民交流センター内のボランティアセンターに臨時救護所を設置した。
    (臨時救護所は、被災地でのがれきの撤去作業などでケガをしたボランティアの方がたに治療など医療サービスを提供するため設置。レイアウトはプライバシーに配慮し、治療を受けやすい環境にした)
  • メディア(NHKなど)に臨時救護所を取り上げてもらった。
    (ボランティアセンターを通じて、活動前のボランティアに被災地現場でのけがについて注意喚起したところ、活動中にくぎの踏み貫きによる刺傷を減らすことができた)
  • けがの手当てをせずにいるボランティアがないよう、臨時救護所の存在を積極的にPRした、など

今回紹介した赤十字防災ボランティアリーダーは、日赤が開催する養成研修会などに参加し、登録された方がたで、日赤が行う被災者支援などに協力します。

養成研修会は、災害時に効率的かつ効果的なボランティア活動が行えるよう活動の統括、調整ができる防災ボランティアリーダーになってもらう目的で開催しています。