より災害に強い赤十字へ~救護班要員の訓練マニュアルをバージョンアップ

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研修会

日本赤十字社(以下、日赤)はこのたび、救護班要員の育成に使用するテキスト「救護班要員マニュアル」を改訂しました。

その内容を確認する「平成23年度日本赤十字社救護員指導者研修会」を12月6、7日、日赤本社(東京都港区)で開催し、各支部の育成担当者ら73人が参加しました。

1992(平成4)年度に作成し、その後何度か改訂された「救護班要員マニュアル」。2011(平成23)年現在の国の法体系や日赤の救護体制に対応し、救護班要員の訓練や研修を現状に則したものにするのが狙いです。

改訂版では新たに「こころのケア活動」「防災ボランティアとの連携」などの項目を追加。トリアージ(治療優先順位の選別)などの解説もより詳細なものに修正しています。

研修では、支部・施設によって要員の知識や技術に格差が生じないように、統一した救護員養成プログラムの作成も提案されました。

一方、大規模地震対応計画の整備として、東南海・南海地震の対応計画の作成を目指すとともに、各地震に対する支部実行計画の作成についても取り進め、あらためて対応計画の検証・見直しをする予定であることが伝達されました。

日赤は東日本大震災における救護活動に対する関係者や被災地などへのヒアリング・アンケート調査を実施。その総括の結果を踏まえて、さらなる災害対応能力の強化に取り組みます。