東日本大震災から半年~震災の体験を次の備えに生かす

日本赤十字社(以下、日赤)は9月17~19日、全国の防災ボランティアとスタッフ79人が千葉県の幕張セミナーハウスに集まり、防災ボランティア・リーダー養成研修会を開催しました。

東日本大震災でのボランティア活動

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ボランティア・センターの運営訓練

東日本大震災では、赤十字ボランティアが被災地をはじめする全国で活躍しています。

被災された方を直接支援する炊き出し、食事の配膳、給水作業の手伝い、被災家屋の片付け。被災地での後方支援として全国各地で街頭での義援金募集、救援物資の積込み作業など延べ7万2305人(8月19日現在)がさまざまな支援活動を行っています。

期待される防災ボランティア・リーダー

日赤は災害が発生した際、防災ボランティアを中心とした赤十字ボランティアに救護活動にご協力いただいています。

防災ボランティア・リーダーは、そうした活動を効果的に実施できるように、被災地のニーズやボランティア活動状況を一元的に把握して、全体的な調整を行う重要な役割を担っています。

東日本大震災ボランティアでの教訓を学ぶ大切さ

現在も復旧・復興が進む東日本大震災の教訓を生かすために、ボランティア活動を行った経験者が活動報告を行いました。被災された方がたの生活支援や避難所でのさまざまなニーズに対応するための方法、全国で赤十字奉仕団(赤十字ボランティアのグループ)をはじめとする防災ボランティアが活動した後方支援活動などを振り返りました。

シミュレーションを繰り返し、想定外の状況に対応できる応用力を高める

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グループワークの発表

被災地でのボランティアセンター運営のシミュレーションを実施しました。

ボランティアの力を必要とする被災された方のニーズと、ボランティア活動に参加したい方とのマッチングさせるノウハウの習得を目指します。

また、防災ボランティアには、災害時に弱い立場に追い込まれ、ニーズが届きづらい高齢者や乳幼児などの届かない声にも対応が求められます。あらゆる災害に迅速かつ的確に活動できるよう、こうしたシミュレーション訓練を積み重ねていきます。

顔の見える関係づくり~他の団体との協働活動の大切

セミナーの受講者からは、「被災地での支援活動を実際に経験して、他の団体との協働の大切さを知りました」「平時から顔の見える関係づくりが大切であることを実感しました」などの意見が聞かれました。

今後は、地域での防災活動や訓練等にも積極的に参加し、日ごろから地域との関係を密にして、さまざまな団体とも連携するなどした活動の展開が期待されています。