第45回フローレンス・ナイチンゲール記章授与式を挙行

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皇后陛下御手ずから、2人に記章が授与されました

世界の看護師にとって最高の栄誉である「フローレンス・ナイチンゲール記章」の授与式を8月5日、日本赤十字社名誉総裁皇后陛下、同名誉副総裁秋篠宮妃殿下、同常陸宮妃殿下、同寬仁親王妃殿下、同高円宮妃殿下ご臨席の下、東京・港区の東京プリンスホテルで挙行。

受章者の惣万佳代子(そうまんかよこ)さん(特定非営利活動法人このゆびとーまれ 理事長)、山田里津(やまだりつ)さん(一般社団法人日本看護学校協議会 名誉会長)に対し、皇后陛下御手ずから記章が授与されました。

同記章は、紛争や災害の被害者に対し献身的な看護活動を行ったり、公衆衛生と看護教育に貢献した看護師などに隔年で贈られるもの。第45回目となった今年は、18カ国の36人が受章しました。

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授与式の様子

惣万さんは、1993(平成5)年に20年間勤務した富山赤十字病院を退職し、高齢者だけでなく、子どもや障がい者などの誰もが利用できる共生型福祉施設デイケアハウス「このゆびとーまれ」を開設。

日本に新たな福祉の形を作りあげました。

山田さんは、終戦後、三重県内において乳児死亡率の減少に貢献されたほか、厚生省医務局看護課看護婦係長として看護教育の改革と発展に尽力。

半世紀にわたり看護学を学問として確立されました。

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受章者の惣万佳代子さん(写真左)、山田里津さん(同右)

授与式後の記念講演会では、赤十字看護婦養成所出身の2人から、赤十字看護教育施設で学ぶ後輩たちに向けてメッセージが送られました。

惣万さんは、「青春の夢に忠実であれ」と常に自分の原点に立ち返ることの大切さを熱弁され、また、山田さんは、ヘーゲルの言葉「ここにバラあり、ここに踊る」を引用し、不安があり、苦しみがあることこそ人生の糧となると伝えました。