人事交流によるキャリアアップ

日本赤十字社は、全国92の赤十字病院と17の看護専門学校などを運営するメリットを生かし、看護職員を対象に人材確保や組織の活性化、個人のキャリアアップなどを目的とした人事交流システムを構築しています。

派遣型人事交流を昨年度に経験をした看護職員を対象にアンケート調査を行ったところ、97.3%の看護職員がキャリアアップにつながったと答えています。

システムによる人事交流の一例として、ほかの赤十字病院で人事交流している看護師の声をご紹介します。

根間紗弥香看護師(写真左)

「応援者としてほかの病院に派遣されて3カ月が経ち、こちらの雰囲気にも徐々に慣れてきました。応援者という立場ではありますが、私自身のスキルアップにつながり、貴重な経験となっています。

これまで携わっていなかった検査・処置の介助に就けたこと、この地域特有の疾患を診られたたこと。さらに若いスタッフが積極的にリーダーシップを発揮する姿を見ることは、とても刺激になりました。そして介護士さんとともに働けたことで、改めて患者さまとの接し方を学ばせていただきました」

また、「応援者には即戦力が求められ、きちんと勤めを果せるかプレッシャーがありました。しかし、地元スタッフの皆さんは明るくとても親しみやすく、また、病院が全国から来た応援者の情報交換の場となっていることに安心しました。そして、今後も親しくできる仲間と出会えたことが、貴重な財産となりました。元の施設に戻っても、ここでの学びを生かして日々がんばっていきたいと思います」と話しました。

派遣先施設: 浦河赤十字病院(北海道浦河郡)
派遣元施設(所属): 沖縄赤十字病院(沖縄県那覇市)
派遣期間: 2014(平成26)年4月1日~9月30日(予定)