EPA看護師候補者、難関を突破し看護師国家試験合格!

Laraswaty Suyonoさん

ララスワティ・スヨノさん

第102回看護師国家試験の結果が3月25日、発表され、EPA(※)に基づき受け入れている姫路赤十字病院(兵庫県姫路市)のインドネシア人看護師候補者のララスワティ・スヨノ(Laraswaty Suyono)さんが合格しました。

ララスワティさんの国家試験への挑戦は、来日直後と今回で2回目。2012(平成24)年1月6日から姫路赤十字病院で看護助手として働きながら勉強に励みました。

昨年10月には、「くじけそうな時は、どうして私は日本に来たのか、誰のために働いているのか、と初心に戻りモチベーションを維持しています。私はおしゃべりが大好きなので、たくさんの友だちや患者さんと話して日本語を覚えました」と話していたララスワティさん。

ただ問題集に取り組むのではなく、自分に合ったペースと方法を意識して計画的に努力・工夫し、来日してからわずか一年で、国家試験合格を実現させました。

日本赤十字社で受け入れていたEPA看護師の合格者は、過去に足利赤十字病院(栃木県足利市)と姫路赤十字病院それぞれ2人ずつ計4人で、今回も姫路赤十字病院からの合格となりました。

看護師国家試験を受験したEPA看護師は今回、全国311人で、合格者は30人(合格率9.6%)という結果でした。

日本語研修期間の延長や試験問題の見直しなどにより、今後のEPA看護師候補者の合格率上昇に向けて研修制度や国家試験について改革もなされています。

  • ※Economic Partnership Agreement(経済協力協定)とは2カ国以上の国(または地域)の間で、自由貿易協定(FTA:Free Trade Agreement)の要素(物品およびサービス貿易の自由化)に加え、貿易以外の分野、例えば人の移動や投資、政府調達、二国間協力等を含めて締結される包括的な協定