病院リストで受診促す~浪江健康調査に第5班派遣

いわき絆会主催による餅つきの手伝いをする瀧澤看護師

昨年10月から始まった浪江町民の健康調査で、長野赤十字病院(長野県長野市)の瀧澤寿美子看護師と名古屋第一赤十字病院(愛知県名古屋市)の西川真紀看護師が1月17日~2月14日、第5班派遣員として活動しました。

これまでに調査した世帯は381世帯(749人)に及んでいます。

福島県いわき市内には、現在も約千世帯の浪江町民が避難しています。このいわき市の住居に至るまでの避難回数は平均4~7回。回数が多くなると経費負担が増えるのはもちろんですが、肉体的・精神的な疲労から健康が悪化する方が少なくありません。

今後についての不安や悩みを訴える方も多く、「浪江に将来帰れるのなら、とりあえず借り上げ住宅での生活を続けるのですが…」「新居を構えていわき市民になるべきでしょうか」「浪江にある住宅ローンも残っているのに…」などの声が聞かれています。

今回の調査では、不案内な土地のため、近所の通院に適した病院が分からない方が多くいることが明らかになりました。病院の一覧表を作成し、すぐにお渡しできるようにした西川看護師は「これをきっかけに受診しようという気持ちになってくれた方がいてほっとしました」と振り返ります。

瀧澤看護師は「一人ではできないことも、チームで活動すれば、少しでも役割を果たすことができると感じられた1カ月でした」と話しました。に