被災者同士が親身になって相談~浪江町民の健康調査

一戸看護師(写真左)と矢萩看護師(同右)

福島県いわき市に避難している浪江町民に10月から実施している健康調査で、仙台赤十字病院(宮城県仙台市)の矢萩静看護師と、八戸赤十字病院(青森県八戸市)の一戸枝美子看護師が12月3~14日、第3班調査員として活動しました。

避難されている方がたと同様に、東日本大震災で被災した両看護師。町民の言葉に共感を覚えながら、訪問調査を行いました。

仕事のために家族と離れ単身で暮らしている男性。食事を外食やコンビニ弁当で済ませることが多くなっていると聞き、栄養バランスが偏らないよう、『積極的な野菜の摂取』を勧めました。

また、健康に不安があっても相談できる場所が分からずに病院に出向けないでいる実態や「浪江に戻りたいけれど、今の生活がやっと落ち着いてきたので…」などの町民が抱えるジレンマも明らかに。

矢萩看護師は、「ニュースでは知っていたけれど、浪江町の方がたがつらい状況で生活をなさっていることを肌で感じることができました。小さなことしかできなかったけれど、福島・浪江の現実を伝えていきたい」と語っています。