「健診は受けていますか」 ~避難中の浪江町民に健康調査

健康相談を行っている高橋看護師

健康相談を行う高橋看護師

福島県いわき市に避難している浪江町民の健康調査のため、秋田赤十字病院(秋田県秋田市)の高橋郁子看護師と石巻赤十字病院(宮城県石巻市)の三浦孝子看護師が11月15~30日、第2班調査員として派遣されました。

同調査は浪江町からの依頼を受け、日本赤十字社と日本赤十字看護大学が平成24年10月から実施しているもの。

二人は戸別訪問や町民交流集会への参加などを通じて、町民の健康状態や求められている支援の把握に努めました。

よく聞かれたのは、運動不足や体重増加を気にする声。そんな方には散歩やウォーキングを勧めました。「ウォーキングはいつでもどこでも手軽にできる運動です」

『インフルエンザの予防接種はお済みでしょうか』『健診は受けていますか』などの質問項目を設けた、疾病予防・健康増進のためのリーフレットも作成しました。

血圧測定を行っている三浦看護師

血圧測定を行う三浦看護師

町民同士の懇親の場『交流サロン』に参加した際には、健康相談と血圧測定を行い、足指じゃんけんなどのレクリエーションにも加わりました。指が思うように動かず、なかなかじゃんけんにならない様子に参加者一同が笑い合い、和気あいあいとした交流会でした。

「町民の皆さんは、私たちの訪問を快く受け入れて、ていねいに協力してくれました。赤十字への信頼と期待を感じました」と振り返る高橋看護師。

三浦看護師は「病院に戻って今回の経験を生かしたい」と語っています。