おいでやす京一へ!その①(京都第一赤十字看護専門学校)
新校舎での授業風景
京都第一赤十字看護専門学校は2014(平成26)年10月、新校舎に移り、これまで以上に看護の勉強に励むことができる環境が整いました。
構内の至る場所で、思い思いに学習する学生たちの姿を見かける機会が増えています。
図書室
また、学生たちはさまざまな行事やボランティア活動を通し、学外の方がたとも交流を深めながら、赤十字の看護学生として赤十字の精神を育んでいます。
学生が今年度取り組んだ行事やボランティア活動を紹介します。
京都府立洛南病院 小規模音楽祭
音楽祭
当校は2015(平成27)年11月、精神看護学の実習先である京都府立洛南病院で開催された音楽祭に、参加しました。
当日はあいにくの雨で本来ならば中止だったのですが、洛南病院の皆さんのご厚意で、小規模な音楽祭として開催されました。
学生と教師が合唱
当校の学生(11人)と教師(2人)は、女性アイドルグループ・AKB48の楽曲『会いたかった』に合わせて踊り、男性アイドルグループ・SMAPの『世界に一つだけの花』を合唱しました。
本番には、思っていたよりも多くの患者さんや洛南病院の職員の皆さんが見に来てくださいました。
少し緊張しましたが、温かい声援や手拍子をいただき、私たちも楽しんで発表することができました。
この小規模音楽祭が患者さんにとって、入院生活が続く中で、少しでも気分転換につながったのであれば良かったと思います。
普段は実習でしか患者さんに関われないため、今回はとても貴重な経験をさせていただき、大変感謝しています。
第81回生 高矢和(3年生)
文化祭で地域交流
入浴剤を入れて足浴
文化祭の一環として、介護予防推進センターが実施している地域の介護予防体操に参加させていただきました。
体操の後には、体組成計を用いた体重測定や血圧測定、足浴・手浴を行いました。
足浴や手浴を体験なさった方からは、「元気になった。すっきりして気持ちよかった」などと声をかけていただき、看護学生としてのモチベーションが一層高まりました。
手浴の様子
文化祭は地域の方がたとコミュニケーションを図る機会でもあり、また日ごろ学んでいる技術の見せどころでもあります。
血圧やBMIの測定では基準値よりも良い結果の方が多く、ご自分の健康状態に気を使っていらっしゃる様子が印象的でした。
今後も地域の方がたの健康意識の向上につながる活動を続けていきたいです。
第82回生 土田佳奈(2年生)