益田赤十字病院の取り組み①~妊婦さんのニーズに応える

益田赤十字病院(島根県益田市)は「万葉の歌聖」柿本人麻呂の終焉(しゅうえん)の地、石見(いわみ)地方にある327床・14診療科からなる病院。中国山地と日本海の豊かな自然に囲まれた県西部地方の中核病院として、急性期医療を担っています。

近年、医師不足に伴う地域医療の問題が多く指摘されていますが、益田赤十字病院の産婦人科病棟でも現在、里帰り分娩(ぶんべん)を休止している状況です。そのため、妊婦さんのニーズに少しでも応えることができるよう、スタッフ一同が日々の業務に一生懸命に取り組んでいます。

妊婦さんに好評な助産外来

助産外来では助産師が超音波エコーの写真を見ながら、ていねいに検診します

益田赤十字病院は平成21年6月、助産外来をスタートしました。

助産師が妊娠24週、30週、36週の妊婦さんを対象に、妊婦検診や保健指導を実施。超音波エコーを使って一緒に赤ちゃんの様子を見たり、体重管理や食生活などについて指導したり、またお乳のケアの方法などを説明します。

必要な場合はもちろん医師が診察しますが、助産師が妊婦さんに対応する外来について「和やかな雰囲気で話しやすい」「不安な気持ちが軽減した」など好評を得ています。

開設に向けて準備が進む院内助産

「こんにちは赤ちゃん!」生まれたばかりのわが子をホッとした表情で見つめるお母さん

院内助産の開設に向けての準備も進んでいます。これは正常な経過をたどる妊婦さんを対象に、妊娠から分娩、産後のケアまでを、助産師が主体となって担当するというものです。

地域で信頼される病院として皆さんに安全・安心・快適なお産を提供するため、また不安な気持ちを抱える妊婦さんのさまざまなニーズに応えるために、こうした努力を積み重ねていきます。

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