院内デイケアボランティアの紹介

長浜赤十字病院は、「人道・博愛」の赤十字精神にのっとり、やさしさのある全人的医療を提供するという理念に基づく医療・看護を提供しています。

当院では2012年9月より、入院された後期高齢者の入院患者さんを対象に、週1回地域ボランティアを導入した院内デイケアの開催などを行っています。

ボランティア導入の目的は、ケアする人とされる人の関係ではなく、日常のなんでもない会話を提供することが患者さんが本来持っている対人能力の回復や維持につなげること。

ボランティアの皆さんと日々確認しているのは、次の5点です。

  1. どのような方であっても、患者自身が楽しめるもの
  2. 子ども扱いされた気持ちにならないもの
  3. お互いの会話やふれ合いを楽しめるもの
  4. 季節感を感じられるもの
  5. ボランティア自身も楽しめるもの

年間を通したスケジュールはボランティアの皆さんと共に相談し、書き初めや貼り絵、生け花、押し花、懐メロ合唱など季節に応じた変化が楽しめるように決めています。

病室では静かな患者さんも、院内デイケアでは笑顔を見せ、普段以上に言葉数も増えて会話を楽しんでいます。そのような姿を見たご家族が、驚いたり、ほっとしたりして、患者さんと一緒にデイケアの時間を過ごされることもしばしばあります。

また、「ここへ来るのが楽しい」と欠かさず来院するボランティアも多くおられ、この活動を支えてくださっています。

今後も、地域ボランティアの皆さんに支えていただきながら、より質の高い療養環境のサービスを目指していきたいと考えています。

長浜赤十字病院 認知症看護認定看護師 赤井 信太郎